ロシアリクガメ/ヨツユビリクガメの飼育!販売・寿命・値段・餌について。

本日は、ロシアリクガメ/ヨツユビリクガメの飼育から販売、寿命、値段、餌についてお話ししたいと思います。

さて、リクガメユーザーの多くは、ヘルマンリクガメ、ギリシャリクガメ、ロシアリクガメことヨツユビリクガメ。ほかにもホルスフィールドリクガメなどと呼ばれています。

比較的これらの個体は簡単に手に入りやすい上に飼育もしやすいのでこれからリクガメを飼い始めようと考えている方にはお勧めの種類です。また種類によってもサイズは異なりますが、最大でも20㎝~30㎝程度の種類を購入すれば大きなケージも必要ありません。

飼育する際に餌付けを行いますが、その時に名前を呼ぶなどして慣れさせてあげると反応するようになるんですよね。なので、部屋で歩かせているときなどに名前を呼ぶとまるで犬や猫のように飼い主の元へ寄ってくるようになります。

吠えることはありませんが、餌をねだる姿はとてもかわいらしいですね。

餌に関しても私たちが食べるような野菜や野草を食べますので調達や保管が非常に簡単なのは大きなメリットです。肉食系の爬虫類になると冷凍マウスを与えないといけないとか…それがキツイならリクガメは良いのではないかなと思います。

というわけで、本日はマンションでも気軽に飼育することができるロシアリクガメ/ヨツユビリクガメの飼育方法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

ロシアリクガメ/ヨツユビリクガメとは?

ヨツユビリクガメ(Agrionemys horsfieldii)は、爬虫綱カメ目リクガメ科ヨツユビリクガメ属に分類されるカメです。ヨツユビリクガメ属にあたるのはこの種類のみです。別名ロシアリクガメ、ホルスフィールドリクガメともいわれています。

生息地

アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン南部、カザフスタン、タジキスタン、中華人民共和国(新疆ウイグル自治区西部)、トルクメニスタン東部、パキスタン。キルギスの一部に生息します。

基準標本の産地はカーブル周辺(アフガニスタン)になります。

形態

最大甲長28cm

背甲は扁平、腹甲に蝶番はありません。

頑丈な前肢はシャベルのような形状をしております。これを使って地面に穴を掘ることができます。

生態

生息地は砂漠気候、ステップ気候、地中海気候。ほかに亜寒帯<パミール高原>や西岸海洋性気候<カスピ海南西沿岸>など岩石砂漠やステップのほかに農耕地などにも生息します。

普段は昼行性ですが、夏場は亀に多い明け方や夕方に活動する薄明薄暮性になることが多いです。地域によって休眠の頻度が異なるところがまた面白いですね。

北部や高地に生息するものは冬季に、南部や乾燥地に生息するものは夏季に休眠を行います。また、カザフスタンに生息する個体は年間で3か月程度しか活動しません。夏も冬も休眠します。

休眠する際はシャベルのような前肢で穴を掘ります。体長よりも深く100㎝の穴を掘ることができます。

ロシアリクガメ/ヨツユビリクガメの飼育方法

販売先は?

ロシアリクガメ/ヨツユビリクガメは亀なので爬虫類ショップ、ペットショップ、イベントで購入しましょう。ネット通販で手軽に購入できないのか?ということですが…

これは、平成25年に法律が変わってからは爬虫類哺乳類の通信販売は禁止されています。必ず対面で説明を受けて購入する必要がありますので少し面倒かもしれませんがまずはお近くのショップで探してみることをおすすめします。

ロシアリクガメはそれほど珍しい個体でもありませんので比較的ショップでも購入することができるのではないかと思います。また、ショップによっては取り寄せてくれる店舗もありますので聞いてみましょう。

値段は個体によって価格差はありますが、10000円~40000円程度です。アフガンロシアリクガメとなると比較的高額ですが、ホルスフィールドロシアリクガメならお手頃な値段で購入できるかと思います。

ケージ

個体を飼育する以前に環境を整えないといけません。まずはケージから準備しましょう。強いていうのであれば台も用意することです。水槽台を用意すると高いのでスチールラックに板を敷くのでも良いかと思います。

床の上に衣装ケースを置いてオーケーなら台は必要ありませんが、そうでないならケージを置けるラックを用意します。水をはるわけではなく重要も大きくなりませんのでスチールラックでも十分です。

ケージに関しては節約するなら衣装ケース、見栄えを良くしたいなら水槽、さらに使い勝手も良くしたいなら爬虫類用のケージを購入すると良いでしょう。爬虫類用のケージは価格は高くなりますが保温球など設置しやすいのでおすすめです。

ケージのサイズは、ロシアリクガメの甲長が28㎝ということを考慮すると最大サイズになったときは90㎝程度のケージは準備しましょう。

床材

リクガメなので水棲の亀と違い、床材無しというわけにはいきません。特にリクガメは土を掘ったり、食べたりしますので何かしらの床材が必要になります。

簡単に掃除を行いたいならウールマットを敷いてその上に人工芝を敷くことですかね。これなら糞尿をしても簡単に掃除をすることができます。また、このやり方で飼育をしている人もいます。

しかし、リクガメのことを考えると、腐葉土、ココナッツマット、パームチップなどを敷くことをおすすめします。比較的分厚く、10㎝程度の高さで敷き詰めて1週間に1度、3~5㎝程度を交換します。

水飲み場

皿やお椀でも良いので水を入れておきリクガメが飲めるようにしておきましょう。自然下ですと水はあまり飲まないといわれていますが、飼育下では飲むことが多いです。

湿度

ロシアリクガメは乾燥地帯に生息するリクガメであまり湿りすぎるのは良くないのですが、かといって湿度が無いような環境でも生息しづらいです。そのため50~60%をキープします。

ケージの中に湿度計を入れておき、この湿度を下回るようであれば霧吹きや加湿器を使いますが、少し湿度が高いようであれば逆に部屋に除湿器を使用する、ペット用の除湿剤を使うなどしましょう。

温度

適温は25度前後とされています。35℃をオーバーすると体調を崩しやすくなりますので注意しましょう。

パネルヒーター、保温球、紫外線灯、バスキングスポットを使用してケージ内の温度管理を行うと思います。パンキングスポットに関しては有ってもなくても良い程度です。

パネルヒーターを半分だけ敷き、暖かいところと冷たいところに分けます。保温球や暖突を使用して上から放熱を行いケージ全体の温度を高めます。25度程度になればよいかなと思います。

なかなか温まらないようであればバスキングスポットも使用して他よりも温度が高い場所を作ってあげると良いです。

餌はメインは野菜になります。その中でも、松菜、チンゲン菜、モロヘイヤ、カブの葉、ダイコンの葉、サラダ菜がおすすめ。ほかには、タンポポ、オオバコ、クズ、ハコベ、ノゲシ、クローバー、ムラサキツメクサ、カラスノエンドウ、ナズナやアロエ、サボテンなどの多肉植物も食べます。

副食にグリーンリーフ、サニーレタス、レタス、ターツァイ、ツルムラサキ、キュウリ、ニンジン、カボチャ、オクラ、菜の花など。

果物はオレンジ、いちご、リンゴ、バナナ、マンゴー、キウイ。ただ糖分が多いので果物はあくまでもおやつに。

カルシウム剤などのサプリメントや水をかけて与えてあげることで栄誉補給、水分補給に藻なります。

農薬はリクガメへの負担が大きいので与える野菜は無農薬がおすすめですが、経済的に難しいなら一般のスーパーに売られている野菜に農薬を落とす洗剤を使用してから与えると良いです。

とはいっても、リクガメの餌で無農薬野菜を使用する程度ならそこまで高くはならないはずですけどね。

寿命

30~50年程度です。

日光浴

日光浴の代わりに紫外線灯というとちょっと難しいかなと思います。紫外線灯はあくまでもサブ機能と思ってください。日光浴を行うほうが断然カメの健康維持につながります。

1日10分程度日光浴を行うだけでカルシウムやビタミンD3の生成が期待できます。日光浴といってもマンションならベランダに出しておく(必ず見てて上げてください。ベランダから落ちないように。)

また、部屋に入ってくる日差しを当てるのでも良いと思います。

ただ、日光浴もやり過ぎはダメ。人間も日光に当たり過ぎたらきついのでほどほどに行うことが重要です。

冬眠

冬眠に関しては原則行いません。冬眠ができないということはありませんが、冬眠に失敗すると死亡するリスクが向上しますのでそれであればあえて冬眠をさせずに常にケージの中を温めます。

冬場はエアコンで室内温度もあげておきましょう。そうすれば部屋の中を散歩させることもできます。また、ケージの外と中の温度差は注意してください。