アルダブラゾウガメの飼育方法!販売・価格・ベビー・値段など。

本日はアルダブラゾウガメの飼育方法についてです。

さて、鶴は千年、亀は万年という言葉がある通り、さすがに万年は生きれませんが、全般的に長生きなのがカメです。水棲のカメでも20年~30年程度は生きるといわれています。

しかし、リクガメはもっと長生き!

ヘルマンリクガメ、ギリシャリクガメ、ロシアリクガメ、パンケーキリクガメのような小型の種類でも40~50年ぐらいは生きるといわれています。しかし、それらを上回るのが大型のリクガメです。

生息地であるマダカスカルでは乱獲や自然開発により数を減らしているホウシャガメの中にはカメの中で世界最高記録の188年生きた個体もいることが分かっています。

流石に、200年近く生きるのは珍しいとは思いますが、大型のリクガメの中では100歳ぐらいは別に珍しいことではないのです。今回のアルダブラゾウガメも平均寿命が非常に長いですからもし個体を手にしたのならば生涯面倒を見るつもりで大切に飼育しましょう。

そんなわけでは、本日はアルダブラゾウガメの飼育方法についてお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

アルダブラゾウガメとは?

アルダブラゾウガメ(Aldabrachelys gigantea)は、爬虫綱カメ目リクガメ科アルダブラゾウガメ属に分類されるカメ。アルダブラゾウガメ属の基準種。

生息地

もともとはセーシェル(アルダブラ環礁)に生息する固有種。セーシェル国内ではCuriuese島・Fregate島などのセーシェル諸島、国外ではタンザニア(ザンジバル諸島Changuu島)、モーリシャス(モーリシャス島)仏領レユニオンなどに移入されます。

形態

最大甲長138㎝。

灰色~黒色の背甲、若干小型ではあるも幅広い腹甲。

平べったい頭が特徴的。頭部、頸部、四肢、尾っぽは濃灰色

直径4.8~5.5㎝程度、球形で白色の殻をしている卵

生態

マングローブが生い茂る湿地、内陸部にある低木林、沿岸沿いにある草原に生息します。野生下では日陰にいることが多く、日光浴をすること自体が珍しいです。どちらかというと日光を避けて行動します。

日光があまりすきではないこともあり、野生下での死因はほとんどが熱中症によるものです。

餌を食べる時も日光に背を向けて甲羅で日陰を作り頭部を日光から避けます。気温が暖かくなると、雨期の晴天時には明け方や夕方に活動する薄明薄暮性になります。

昼間は日差しが強くなる傾向にあるので日陰で休んだり、水浴び、泥浴びなどを行って過ごします。

草食動物ですがカニなどの死骸、亀の糞などを食べることもあります。鼻孔から水たまりの水から水分補給を行います。乾季になり水が少なくなれば植物から摂取した水、代謝によって生じた水から水分補給を行います。

身体が大きいため天敵もあまりいないのですが、孵化したばかりは小さいのでカニ、鶏、ネズミ、猫などに食べられることもよくあります。

繁殖期は1~5月、特に4月が多いです。雨期になるとオスはメスの後方から甲羅に覆いかぶさり、交配を誘います。また、オス同士の喧嘩でも上に乗ったオスが優位性を見せます。

乾季である6~7月の早朝、夕方に産卵を行います。平たく低木が生い茂るような場所で産卵を行います。1度に4~6個の卵を産みます。栄養状態が良ければ年に数回卵を産みますが、悪ければ1回しか生まないことがあります。

アルダブラゾウガメの飼育方法

販売価格

日本にもペットとして輸入されているカメです。ホウシャガメほど輸入制限がされていませんが、やっぱりなかなか売っていないですね。ネットでいろいろなショップのホームページを調べても売り切れが多いです。ただ、中には売っているショップもあります。

株式会社スコープさん 〒703-8222 岡山県岡山市中区下245

生体になると50万円とかするのは普通です。ベビーでも20万円とか30万円とかしますので、お金持ちのペットだと思います。サイズも非常に大きくなりますからね。

トータス・スタイルさん 〒571-0039 大阪府門真市速見町10-3-2F

こちらにはベビーが販売されていますが、やっぱり30万円オーバーです。どうしても欲しい場合は購入してみると良いと思います。

ケージ

ベビーの段階であれば普通のリクガメのケージで充分です。60㎝~90㎝とかで自宅で飼育することができます。30㎝程度になるのに2年以上かかるといわれていますのではじめはケージ、水槽、衣装ケースで良いと思います。

ベビーサイズの飼育はパンケーキリクガメの記事を参考にしてください。

パンケーキリクガメの飼育方法!販売・価格・寿命など飼い方について。

2019年5月8日

しかし、10年程度で甲長が100㎝を超え、体重も100kg以上になるのでさすがにそのサイズになることを考えるとずっとケージ飼育はできません。家の中で飼育するのでも良いのですが、甲長100㎝オーバー、体重100kg以上と考えるとかなりのパワーです。

床、壁はズタズタにされる、ものを壊されても文句はいえません。糞尿の量もとてつもない量です。もし、家の中で放し飼いをするなら専用の部屋を用意して、エアコンをつけっぱなし、床はペット用の防水マットを敷けばよいと思います。

もし、庭で飼育したいのであれば専用の小屋を用意するのでも良いです。2~3畳ぐらいの犬小屋なら10~30万円で購入できます。プレハブ小屋などでもありかと思います。そうでなければ柵で囲んでカメのスペースを確保するとか。

色々とやり方はありますがとにかく大きくなりますのでそれなりのスペースを準備してあげないと飼育するのは不可能です。

床材

動画のように床材をあえて使わないというのも一つだと思います。それこそ家の中で飼育するなら床材は無くても良いかなと思います。小屋で飼育するとか、柵内で飼育するとかであれば、床材を敷いてあげても良いでしょう。

マングローブが生い茂るような湿地や草原に生息しますので、デザートサンドよりも、腐葉土、ココナッツマット、パームチップのほうが良いかなと思います。また、これらは食べることもあるのでリクガメの床材としてはよく使われます。

草木を植えてあげることにより排せつ物が栄養となり分解の効果が期待できます。また、1週間に1回ぐらい床材の上をほうきで掃いて糞を取り除いてあげましょう。

水飲み場

爬虫類用の水入れがありますのでそれで水飲み場を作ってあげましょう。

温度

25~27℃程度をケージ内の温度とします。室内飼育、小屋での飼育ならエアコンで常にこの程度の温度はキープします。必要ならハロゲンヒーターなど電機ストーブを使用してホットスポットを作ると良いかと思います。

ケージ内であればパネルヒーター、保温球、紫外線灯、バスキングライトを使用して適温まで上昇させます。

パネルヒーターの半分はケージの下に敷き、上から保温球、紫外線灯、バスキングライトでホットスポットを作ります。

湿度

湿度60%程度をキープします。サイズが大きいので家庭用の加湿器を使えばよいでしょう。梅雨など多湿になりすぎるときは除湿器を使って湿度管理を行っていきます。

基本的に野菜を食べるので、生野菜に粉末のサプリメントや水を添付して食べさせてあげましょう。

松菜、チンゲン菜、モロヘイヤ、カブの葉、ダイコンの葉、サラダ菜がおすすめ。ほかには、タンポポ、オオバコ、クズ、ハコベ、ノゲシ、クローバー、ムラサキツメクサ、カラスノエンドウ、ナズナやアロエ、サボテンなどの多肉植物を好んで食べます。

副食にグリーンリーフ、サニーレタス、レタス、ターツァイ、ツルムラサキ、キュウリ、ニンジン、カボチャ、オクラ、菜の花など。

果物はオレンジ、いちご、リンゴ、バナナ、マンゴー、キウイ。ただ糖分が多いので果物はあくまでもおやつに与えてあげます。

気を付けることといえば農薬です。無農薬野菜をリクガメ用に購入してもそこまで高い餌代にならないのでそれがベストですが、一般のスーパーに売られている野菜を餌とするなら農薬用の洗剤を使用しましょう。

餌の量は多少残す程度、頻度はベビーの段階は毎日、成体になったら毎日1回もしくは二日に一回程度を与えるようにします。大きなカメなので餌の代がかかるか?という心配ですが、意外と安く済みます。

寿命

世界で一番寿命の長い亀といわれています。ちなみにギネス記録では200歳。普通に飼育しても80年ぐらいは生きるカメです。上手に飼育すれば120歳とか…なので、犬や猫よりも全然長いです。一生面倒を見るつもりで育てましょう。

日光浴

自然下ではあまり日光浴は好みませんが、外を散歩させてあげるのは良いことです。晴れている日に庭や公園などを散歩させてあげましょう。ただ、難点は世界一体重が重い亀なので子亀のように手でもって移動させることは難しいです。

カメのペースに合わせてのんびり日向ぼっこを楽しみましょう。日向ぼっこもやり過ぎは良くないのでカメが日陰に隠れたがったら引き上げるなど様子を見ながらやると良いです。