牛蛙(ウシガエル)の大きさは?特定外来種だけど飼育は違法なのか?合法的に飼う方法について。

みなさんこんにちは!
管理人の野田です。

ウシガエルといえば、夏に水田や沼地などへ行くと牛のように「ぐうぉーん」という低い鳴き声を鳴らします。

現在は特定外来種として認定されていろいろと問題がありますが、同じく外来種であるアメリカザリガニがいますが、実はこれ。ウシガエルの餌として一緒に輸入されてきたのですね。

もともと、ウシガエルは食用として輸入されましたが、ウシガエルを食べているという日本人はあんまりいないと思います。しかも、ウシガエルにしろアメリカザリガニにしろ繁殖力が強いので減らないのが現実。

そーいう意味では踏んだり蹴ったりな結果になってしまいましたが、別にウシガエルやアメリカザリガニが悪いわけではありません。飼育すると結構面白いですしね。(特定外来種に指定される前に飼育していたことはありました。)

ただ、現実問題ウシガエルって飼育できるのか?今日はそんなお話しをしたいと思います。

ウシガエルとは?

生息地

アメリカ合衆国東部、中部、カナダ南部、メキシコ東部

日本、キューバ、メキシコ、タイ、マレーシアなどでは外来種として生息しています。

体長

体長 11~18cm

体重 500~600g

特徴 頭の長さよりも幅のほうが広く、後肢の水かきは大きく発達しています。オスの背中は濃緑色、淡黒色の斑紋がある。メスは褐色がベースでオスよりも斑紋が多い。オス、メス両方ともお腹はカエルらしく白色ですが、オスの場合のどのあたりは少し黄色をしています。鼓膜は眼の1.3~1.7倍、メスは0.9~1.2倍。非常に大型な蛙です。

生態

湿地、沼、湖、潟、河川に生息します。流れの緩やかな川や潟などのアシのあたりに行くと、「ドポン」と水の中に隠れるのシーンを経験したことはありませんか?

夜行性ではありますが、昼間でも隠れ家にはよくいます。夜中になると鳴き続けるなど活動が活発化します。数キロ離れていても鳴き声が響くぐらいで田舎では騒音問題で悩まされる人たちもいます。

肉食性の蛙で、水中、陸上でも狩りを行います。昆虫、甲殻類、魚、小型爬虫類、鳥類、小型哺乳類まで。自分の口に入るサイズならどんな生き物でも食べてしまうほど。本来蛙の天敵である筈の蛇も食べてしまうぐらいです。

5~9月に4000~60000個の卵を産みます。冬を越し翌年の夏には幼体となります。

ウシガエルは特定外来種だけど飼育できるの?

特定外来生物に認定されている

繁殖力が非常に強く、在来の生物を食べてしまい、数を減らしてしまいます。在来のカエルが見られなくなった場所もあるというほど。国際自然連合によって世界の侵略的外来生物ワースト100に指定されています。かつ、日本の侵略的外来種輪ワースト100にも入っているほど。

ブラックバスやブルーギルなどと同等の外来生物だと思っていただければ間違いありません。日本では2005年に特定外来生物に指定されています。飼育、保管、運搬、放出、輸入は規制されています。

許可をとれば飼育することは可能

たしかに危険な外来生物として指定されているわけですが、学術研究、展示、教育、生業維持が目的であれば許可申請することはできます。許可が降りれば飼育することは可能です。

申請書を書いたら最寄りの環境事務所に提出して結果を待ちます。こればかりは実際に申請してみなければなんともいえません。ただ、鑑賞という理由でも申請することはできます。どうしても飼育がしたいならまずは環境事務所から許可を貰いましょう。

⇒ 環境庁ホームページ

許可が降りたらウシガエルを手に入れろ!

許可が降りると許可番号というものが貰えます。許可が降りている人向けにウシガエルを販売している業者もいますので、申請さえ降りれば手軽に飼育することはできますね。また価格もお手頃で成体で1000~2000円程度です。

ウシガエルの飼育方法

あくまでも許可申請を貰っているという前提でウシガエルの飼育方法についてお話ししたいと思います。何度もいいますが、どうしても飼育したい場合はまずは許可をもらってください。それでは行きましょう!

水槽

ウシガエルは非常に大きくなるカエルなので、水槽も大きめのものを用意することをおすすめします。できれば60㎝は欲しいですね。また、縄張り意識も強いカエルなので1水槽に1匹をおすすめします。また、跳ねるので必ず頑丈なフタや網を設置しておきましょう。

テラリウム

ウシガエルは水中と陸で生活するカエルですので、陸地と水辺を用意します。となると、おススメなのはやはりテラリウムです。水辺多少深めに、底面ろ過を実装し、陸地はブロックなどで作ってあげる。ソイルなどを使い、草木を植えてあげると隠れ家になってよいです。

温度

ウシガエルは厳しい環境でも生き抜けるぐらい生命力の高い動物なのでさほど気にしなくても大丈夫ですが、冬眠させるのは難しいので、冬場はヒーターを入れて20度~25度は保つようにします。爬虫類用のパネルマットを使用すると良いですね。

掃除

ウシガエルは汚い水でも生き延びられるほど生命力が高いです。ですので、1か月に1回ぐらいの掃除で大丈夫です。水替え、フンの掃除はしっかりと行いましょう。ほかのデリケートなカエルと比べると飼育はしやすいかと思います。

基本的に自分の口に入るものなら何でも食べます。生餌であればゴキブリ、ミルワーム、小魚、ザリガニなどでも良いでしょう。ただし、野生のものは農薬や寄生虫が懸念されますのでショップの生餌をおすすめします。慣れてきたら配合飼料なども与えてみましょう。

終わりに

今回は、ウシガエルの飼育についてお話ししましたが、これは許可が降りたことを前提にしています。逆に無断で飼育することは違法になりますので、飼育したいならば必ず行政の許可をとるようにしましょう。

ちなみに、無許可の段階で捕獲し家に持ち帰るだけで罰金100万円以下もしくは1年以上の懲役に課せられる可能性がありますので注意しましょう。飼育したいなら必ず許可をとってから調達すべきです。

もし、許可が降りないのであれば、アフリカウシガエルなど大型のカエルで妥協しましょう。