スッポンモドキの飼育方法!販売価格・通販・値段・寿命・エサ・混泳など解説します。

スッポンモドキって知っていますか?私はあまりアニメは見ないのですが、アニメ『けいおん!』で軽音部が飼育しているスッポンモドキがトンちゃんというのですね。

アニメでも話題になりましたが、ペットショップでも普通に販売されているので興味がある方は飼育してみると良いと思います。完全水棲の亀なので水槽があれば飼育できます。

ただ、唯一のデメリットがあります。

『けいおん!』のトンちゃんをイメージされる方もいるかもしれませんが、一回水族館とかで実際のスッポンモドキを見たほうがいいです。サイズが結構デカくなるんです。

本当に飼育したい!と思うならそれなりの水槽と飼育環境を準備しないといけないです。スッポンモドキですが、スッポンを飼育すると同じようなものだと思います。

そんなわけで本日はスッポンモドキの生態や飼育方法についてお話ししたいと思います。

スッポンモドキとは?

スッポンモドキ(Carettochelys insculpta)は、爬虫綱カメ目スッポンモドキ科スッポンモドキ属に分類されるカメです。。現生種はスッポンモドキのみです。スッポンモドキ科スッポンモドキ属。別名ブタハナガメ、ブタバナガメとも呼ばれています。

生息地

平均的な最大甲長は56.3㎝程度。しかし、大きなものになると80㎝を超えるものもいます。最大体重は22.5キログラム程度。背甲、腹甲に甲板が存在しません。背甲はドーム状に丸く盛り上がっています。上から見ると楕円形をしています。

背甲はたくさんのシワがあります。スッポンモドキのinsculptaは彫刻されたという意味ですが、これはこのシワからきています。色は灰色もしくは暗黄色をしています。縁は白、淡黄色の個体などがいます。ほかにも、外縁周辺に白や淡黄色の斑点模様のある個体もいます。

腹甲は大型、背甲と腹甲には継ぎ目があります。腹甲の色は白、淡黄色です。外縁や骨甲板は暗色です。

水棲亀に多い、頭部は大きく、口は尖っています。鼻はブタのようになっているため(pig-nose=ブタの鼻)と別名をもっています。鼻の孔は大型で少し外側に向きます。

前肢の第一~第二指に爪があり、第三~第五はヒレのような形をしています。これがほかの水棲の亀とは大きな違いですね。ドロガメでも指自体がヒレのようにはなっていません。そして、後趾の間には水かきがあります。

頭部や四肢、尾っぽの色は背面は灰色、緑褐色をしているのに対し、腹側が白、淡黄色です。目の後ろ側には白色斑がありますが幼体に多く成体になると完全に消えます。

卵は白く堅い殻に覆われて、球体をしております。成体の背中はドーム型なのに対し幼体はどちらかといえば平べったく、上から見ても円形をしています。背中の正中線上にはこぶのような盛り上がりがあります。

背甲の外縁にはノコギリ状の尖りがあります。成長につれてドーム状になりこぶは消えていきます。オスは尾っぽが太く長く、先端寄りに総排出口があります。メスはオスよりも背甲の幅が広く甲高が高です。

分類

現在、野生のスッポンモドキはオセアニアのみに生息しています。しかし、もともとはおよそ一億年前(白亜紀中期)にアジア(ウズベキスタン、日本、モンゴル)にも生息していました。

実際、熊本県にある9000万年前の地層でスッポンモドキ科の化石がみつかっています。ほかにもアメリカ、ヨーロッパで化石が見つかっています。

しかし、現存のスッポンモドキは1000万年前に繁栄することができたものの、ほかの地域に生息していた種は何らかの原因で数百年前には絶滅してしまったと考えられます。

生態

水流は緩やか、水底には泥や砂がある、水深が深い、河川、沼、湖畔、などに生息します。ニューギニアに生息する現存種は汽水域にも生息することができます。

完全に水棲の亀なので陸に上がることはありません。食性は植物よりの雑食で、果実、水生植物、藻類、昆虫、甲殻類、魚、両生類などを食べます。傾向としては乾季になると植物よりに、雨期になると動植物両方を好んで食べます。

土手や河原に卵を産みます。オーストラリアでは7~11月に1回あたり4~39個の卵を産みます。また、面白い話なのですが、出産時に一定以上の温度になればメスになり、一定未満の温度であればオスになる。温度依存性決定の種類なのです。

スッポンモドキの飼育方法

水槽

スッポンモドキは50㎝オーバーになる亀なので終生飼育したいなら最低でも120㎝水槽。理想を言うなら150㎝水槽を準備する必要があります。これぐらいのサイズの水槽があれば大きくなっても飼育することは可能です。

水質

常に水の中で生息する亀なので魚と同じような感じにすればよいかなと思います。PHは6.5~7.5程度。麦飯石溶液やバクテリア剤を使用して水質環境を整えます。パイロットフィッシュなどを使用して魚が生息できるような寛容であれば普通に生息できますので水の立ち上げはしっかりと行いましょう。

そして、いきなり水質を変化させるのもあまり良いことではないので、スッポンモドキをバケツなどに移し水合わせからしっかりと行いましょう。

温度

温度は27~30℃が適温とされています。温暖の地域に住む亀なので水温は一定以上に保ちましょう。ヒーターとサーモスタットを使用して水温を管理しましょう。

ろ過装置

亀なので水質を汚しやすいです。そのため、ろ過能力の高い上部ろ過を使用しましょう。余裕があればサブで投げ込みろ過や吸盤型のろ過を使用するのもおすすめです。

飼育環境

アクアリウムかベアタンクになりますが、ベアタンクで飼育している人が多い傾向にあるかと思います。砂は敷くことで水草を植えることができたり、インテリア感を醸し出すことができます。少しひと手間かもしれませんがそーいう意味では砂を敷くのはありかなと思います。

ただ、掃除を楽にしたいとか、効率的に飼育したいならベアタンクが良いでしょうね。沈殿しているゴミがどこにあるのかはっきりわかるのでホースを使って掃除をするのが楽なのです。

せめて隠れ家として流木や石などは入れてあげると良いですね。水草を植えることができなくても苔類を石や流木に棲ませることはできますからね。

掃除

ろ過を強力にしているなら1か月に1回程度でも良いと思います。水槽の3割程度水を換え、濾過フィルターを洗います。ろ材に関してはヘドロが酷くなるようであれば、水槽の水で軽く流す程度(バクテリアを殺さないため)

流木や石などを入れているなら汚れたり、藻が生えてきたら取り出して専用のブラシで洗うとよく落ちますのでおすすめします。

混泳は可能?

スッポンモドキは混泳することは問題ないです。例えば自分の口に入らない程度の魚と泳がせているなら大丈夫です。ここで、餌となるサイズの魚だと食べられてしまうので注意しましょう。

スッポンモドキとスッポンモドキの混泳に関して言えば二匹混泳でも問題を起こす可能性は低いと思います。どちらかといえば性格はおとなしめなので。

ただ、体調が50センチオーバーになるとそれなりの大きさの魚でないと混泳は難しいと思います。そして、水槽サイズもポイントになってきます。混泳するならそれも考慮して大きな水槽を使いましょう。

金魚、メダカなどの小魚、カワエビ、ザリガニ、冷凍アカムシなど。慣れてきたら人工飼料も与えましょう。特に、スッポンモドキは雑食性の亀なので肉だけ与えるのではなく植物もバランスよく与える必要があります。そーいう意味では人口飼料はバおすすめです。水深の深い亀用の餌を与えればよいかと思います。また、生餌は基本的にショップから購入したものにしてください。寄生虫や農薬の心配があります。

寿命

かなり長生きをする亀です。飼育下でも17~20年程度。40年近く生きる者もいます。長い付き合いになりますので大切に飼育しましょう。

スッポンモドキが大きくて飼育できない!

このような悩みを抱えている人も多いんですよね。正直、スッポンモドキが大きくて飼育しにくいなら飼育しないほうが良いです。ある程度は大きくなるカメですからね。

もし、完全水棲の小型のカメが良いなら、ミシシッピニオイガメ、カブトニオイガメなどが良いと思います。そんなに大きくもならないですし、60㎝水槽で二匹飼えますからね。

あとは、ほとんど水棲でたまに陸地で休むような、クサガメ、イシガメなどもおすすめです。

カブトニオイガメの飼育方法!販売・水槽・混泳・寿命・餌など。

2019年4月23日

ミシシッピニオイガメの飼育方法!販売・水槽・餌・寿命など飼い方を解説します。

2019年4月23日