みなさんこんにちは!
管理人の野田です。
ベルツノガエルは最近はブリーダーがいるぐらいで、ペットとしても手軽に飼えるし、飼育もしやすいカエルですので非常に人気です。
体表はカラフルでグリーン、レッドと色合いも多数あります。錦鯉の色合いや模様が美しいものは価格も高騰します。
大きさや色合いにもよりますが、価格は数万円にまでなります。ベビーサイズなど安いものであれば数千円で購入数ることができますので、興味のある方は飼育を始めてみても良いと思います。
今回はベルツノガエルの飼い方や飼育環境などについてお話しします。それでは行きましょう!
ベルツノガエルとは?

生息地
アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル
特徴
体長 オス 10㎝ メス 12㎝
特徴 小型のベルツノガエルにあるのは目の上の角のような突起物。体の色は緑、褐色、赤色など多数あります。さらに、そこに斑紋があります。変態直後の幼体は2㎝程度。幼生の全長は6~7㎝程度。
生態
肉食動物で、主に昆虫、節足動物、カエル、小型爬虫類を食べる。テレビやネット動画でも見受けられますが、小さな蛇を食べたりもします。自分の前に通りかかった動くものに素早く食いつきます。ちなみに、野生のベルツノガエルの大半はカエルが主食のようです。
希少種
野生のベルツノガエルは数が少なくなっています。ペットとして販売されているものは、飼育用に育てられたものが市場に流通しているため手軽に購入することができるのです。
寿命
10年程度になります。上手に育てれば長生きしますので大切に育てましょう。
ベルツノガエルの飼育環境
販売先
ベルツノガエルはペットショップに行けば手に入りますし、ネット販売でも簡単に購入することができます。安いものであれば1000円程度で買えます。
パネルヒーター
ベルツノガエルは南国が生息地ですので、20度以下になると弱ります。そのため、必ずパネルヒーターを使用しましょう。また、温度は20度~25度を保つようにします。高すぎても良くありませんので温度計でチェックしながら調整していきましょう。それこそ夏場はヒーターを使用せずに涼しいところへ置くなどの工夫も大切です。
逆に冬など室内温度が低い場合は、プラケースからガラスの水槽に変えて、保温球や暖突にサーモスタットを使用して温度調整を行うことで水槽内の温度を保つことができます。とにかく常時水槽内の温度は20~25度にすることがポイントです。
湿度
一定以上の湿度も重要になりますので、床が水浸しにならない程度に霧吹きを使って湿度を保ちます。
水槽
ベルツノガエルの体長は大きくても10センチ程度になりますので、あまり大きな水槽は必要ありません。大きめのプラケースか30㎝水槽があれば充分飼育することができます。
床材
床材はウールのほうが楽ですが、フロッグソイルを使用することをおすすめします。なぜなら、フロッグソイルは排泄物を分解する作用があるうえに、ベルツノガエルは土の中に潜り、獲物を待ち構える性質がありますのでこのほうが落ち着きます。ソイルの厚さは10㎝程度、浸る程度水を入れましょう。
テラリウム
照明も必要で、手間はかかりますが、植物やコケを入れてあげることでデザイン的には良いですし、隠れ家にもなります。それに、植物は排せつ物を栄養としますので掃除の手間を抑えたいならテラリウムはおすすめです。
餌
ベルツノガエルは成長に伴い代謝が落ちてきますので、エサの量が少なくなります。
・ベビーサイズの個体なら2日に1回
・6㎝以上になれば3~4日に1回
・アダルトサイズは1か月に数回程度
自然のベルツノガエルは目の前にいる動くものに食いつきますので、餌付けをするときは、ベルツノガエルの目の前にピンセットで餌をちらつかせたり、動かしたり、転がすなどします。
掃除
プラケースを覗いたときに異臭を感じるのであればすぐに掃除しましょう。目安としては1か月に1回はソイルを交換、プラケースを掃除します。
ベルツノガエルを飼育するうえでの注意点

餌を食べない
ベルツノガエルは飼育しやすいとはいえ、購入時は以前いた環境とは全く違うところへ連れてこられたわけですからストレスもたまっています。体力がない個体はすぐに死んでしまうことがあります。
そのため、おすすめなのは少し高価ではありますが、ある程度成長している個体を購入するとよいです。
では、購入してからどうするか?1日目は餌を与えずに環境に慣れさせましょう。2日目を過ぎたらツノガエルフードを与えてみましょう。もともと動く動物に食いつくのでピンセットで目の前に虫が飛ぶように動かしてみたり、転がしてみたりします。このように餌付けを行います。
それでも食べない場合は、小魚などの生餌を与えます。小さな餌用の金魚などは食いつきが良かったりします。
ガス溜まり
ツノガエルフードなどの配合飼料といわれるものは固めるために小麦粉を使用している場合が多いです。小麦粉に含まれるでんぷんはお腹の中で発酵し、ガスを膨らませます。
なんだか急に体が大きくなったという場合は要注意です。しかし、深刻な病気ではありませんので安心して大丈夫です。1週間程度餌をやらなければもとに戻ります。原因は餌の与えすぎ、温度が高め、ガス溜まりが起こったら飼育環境を見直してみましょう。
アンモニア
排せつ物が溜まるとアンモニアが発生します。アンモニアにより、食欲がなくなるなど、体調を崩すなどはありえます。特に、キッチンペーパーで飼育している場合は要注意です。ソイルであればある程度はアンモニアを分解することができますのでおすすめです。また、フンや食べ残しに気が付いたらピンセットや割橋で取り除くと良いですね。