エボシカメレオンの飼育方法!販売・値段・寿命・餌・ケージなど。

本日はエボシカメレオンの飼育方法についてです。

カメレオンといえば、動物番組にはよく登場しますね。漫画のキャラクターとして登場するほどポピュラーな存在です。状況に合わせて体の色を変化させる動物といえばまず頭の中に思い浮かぶのはカメレオンでしょう。

そして、カメレオンの特徴といえば、舌がものすごく長く伸び、遠距離から獲物を捕らえ食す。いろいろなところでそんな風に描かれているとおり舌は物凄く伸びるんですよね。

そんなカメレオンですが、最近は流通量もかないり増えていますから飼育されれている人も増えているのではないかと思います。爬虫類ショップのイベントなんか行くといますね。

僕の知り合いもサンシャインのレプタイルズワールドに行ったときカメレオンを購入したという人がいますね。

さて、今回はエボシカメレオンの生態や飼育方法について触れていこうと思います。それでは行きましょう!

エボシカメレオン

エボシカメレオン(Chamaeleo calyptratus)は、カメレオン科カメレオン属に分類されるカメレオンです。

生息地

イエメン

形態

オス 最大全長65㎝
メス 最大全長45㎝

このようにメスよりもオスのほうが体が大きくなります。体の色は周りの環境やストレスなどにより変化しますが、通常は緑色をベースに白、オレンジ、黄色、茶色のラインが入ります。

背中とお腹の正中線上にある棘のような鱗をクレストと呼びます。これが並んでおります。

成体のオスは頭が上方向へ高く伸びます。種小名calyptratusは「帽子をかぶった」という意味を指します。和名は頭部がまるで烏帽子をかぶっているように見えるためそれが由来になっています。

英名はVailedといいますが、「ベールをかぶった」という意味です。頭部が高くなるのはオスの成体で、幼体やメスの成体はそこまで頭部が高くなりません。

オスの後足の踵には突起があります。メスは妊娠すると体の色が黒く変色します。頭の高さ、踵の突起、体の色からオスメスを判断することができますね。

生態

湿度が高い高山の森林に生息します。身に危険が迫ると体の色を変化させ、大きく口を開き鳴き声を出し威嚇します。雑食ですが昆虫、節足動物を好んで食べます。

他のカメレオンは動物食が多いのに対しエボシカメレオンの場合は葉や果実なども食べます。エボシカメレオンの生息地は降水量が少ないため水分補給は植物を食べることで得られます。

1度に20~72個程度の卵を産みます。150~200日程度得孵化します。孵化した幼体は1年程度で成体とさほど変わらないサイズまで成長します。

寿命

寿命はほかの爬虫類と比べると非常に短く5年程度です。

エボシカメレオンの飼育方法

販売価格

エボシカメレオンは流通量の多い個体ですのでそこまで高くはなく手軽に購入することができます。

こちら、ペットショップRickyさん

14,800円のものが一番高い個体です。ほかの店舗でもお値段は大体同じぐらいですけどね。なので、相場は10000~15000円と思えばよいでしょう。

飼育ケージ

エボシカメレオンですがあまり大きくなってほしくないならメスを飼育すればよいと思いますが、頭の盛り上がりがカッコいいからエボシカメレオンを飼育したいのであればオスの飼育になると思います。

いずれにしろ45㎝程度にはなるので比較的大きなケージが必要なのと、木の上を好む爬虫類なのでケージも縦に広いものが必要となります。

終生飼育を考えると90㎝程度のケージは必要かと思います。狭すぎるのはやはりストレスにもなりますからね。

ケージ台

ケージ台はスチールラックで構いません。しかし、スチールラックの場合金網状になっているので必ず板を敷きましょう。そうしないとケージに負担をかける可能性があります。

スチールラックでケージを支えられるのか?という心配ですが、絶対とはいえませんがほぼ大丈夫だと思います。

確かにアクアリウムのように水を満タンに入れたような水槽だと重くなるので厳しいですが爬虫類のケージはそこまで重くはならないので大丈夫なのです。安く済ませるならスチールラックはおすすめです。

床材

止まり木の上にいることが多いので床材が必ずしも必要か?というとそうではありません。人工芝やキッチンペーパーを敷くのでも良いです。実際そのほうが掃除をしやすくて簡単ですからね。

ただ、エボシカメレオンが登れるような木は用意しておかなければいけません。観賞植物のポトスは食べますので植えておくのは良いと思います。床材を使用しないなら小さな植木鉢に植えて置いておくのでも良いですね。

また、雰囲気を出すためにココナッツマット、クルミ、デザートサンドなどでしっかりと床材を整えるのも悪くはありません。

水入れ

水入れを用意します。水がない環境だから植物から水分補給を行いますが水があれば飲みます。ただ、水に気が付かない時があるので観賞魚用の エアレーションで泡を立ててあげると気が付きやすくなります。もしくはアクアテラリウムにしてちょっとした水の流れを作ってあげるのも良いです。

保温環境

昼間 25~32℃
夜間 20~23℃

このぐらいで良いかと思います。床下にはパネルヒーターを敷き、暖かい場所、冷たい場所と分けておきます。温度は30℃ぐらいにしておけばよいかと思います。

一方で、ケージ内全体を温めるのには保温球、暖突を使用します。ケージが広く必要であればバスキングライトを使用し、ホットスポットを作っておくと良いですね。

しかし、日本でも夏になるとものすごく気温が高くなるのでその場合は保温器具の電源はオフにしておくことが多いです。むしろ、暑すぎる場合は扇風機で温度管理を行う必要があるかもしれません。

そして、紫外線灯に関してですがあればよいぐらいですかね。どうしても日光浴ができないのであれば紫外線灯を使用しておくのは良いと思います。むしろ、日光浴をしっかりとできているならそんなに必要なものではないと思います。

日光浴といってもエボシカメレオンを外に出すのではなく、部屋に入ってくる日光で充分です。

湿度

40~60%程度はキープします。じめじめしすぎるのも病気になりますし、乾燥しすぎると脱皮に影響しますので、やはり一定の湿度は保たなければいけません。

湿度計を使用して湿度を管理します。あまり湿度が低くなるようなら加湿器を使用しますし、梅雨など湿度が高くなる場合は除湿剤などを使用して調整していきます。

コオロギ、デュビア、シルクワーム、ジャイアントミルワーム、ピンクマウスなどにカルシウム剤などのサプリメントを添加して与えます。

植物は、小松菜、青梗菜、大根の葉、たんぽぽ、トマト、ニンジン、カボチャ、トウモロコシ、モロヘイヤ、オレンジ、イチゴ、バナナ、スイカなど。果物は糖分があるのでデザート感覚でたまに与えるのがよいです。

また、このような植物性の餌を与えるなら無農薬の野菜果物が理想です。カメレオンが食べる程度ならそこまで値段は高くならないので安心してください。どうしてもという方は農薬用の洗剤を使用することをおすすめします。

餌の量は幼体の段階では毎日1回を食べるだけ与えます。成体になれば2~3日に頭のサイズの3割程度を与えると良いです。食べ過ぎは寿命を縮めることになるので餌の量は調整する必要があります。

また、バスキングライトを使用しているなら消灯時間の4時間前には餌を食べ終わっておくのがベストです。寝る直前の餌は消化不良の原因になります。