クレステッドゲッコーの飼育方法!ケージ・餌・レイアウト・多頭飼いについて。

本日はクレステッドゲッコーの飼育方法について紹介します。

さて、クレステッドゲッコーというヤモリをご存知ですか?ニューカレドニアに生息する固有種で、学名はオウカンミカドヤモリ(Correlophus ciliatus)といいます。

クレステッドゲッコーというのはあくまでもペットとして販売されている品種名です。

また、このヤモリは基本的に夜行性ではありますが、昼間も日光浴を行ったりするようなところが日本のヤモリとは性質が異なります。

樹上棲のヤモリの中では結構人気の種類です。縦長のゲージ、登り木を置いて飼育します。また、日光浴を行いますので紫外線灯は必要ですね。雑食性なので昆虫だけではなく、人工飼料、果実、昆虫ゼリーなども食べます。

販売価格や一般的な値段はモルフ(品種)によって異なりはしますが、安いものであれば1万円~2万円程度で購入することができます。

そんなわけで、本日はクレステッドゲッコーの飼育方法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

クレステッドゲッコー

オウカンミカドヤモリ(Correlophus ciliatus)は、ヤモリ科イシヤモリ亜科に分類されるトカゲの一種である。従来、本種はミカドヤモリ属Rhacodactylusに分類されていたが、分類を細分化するために、サラシノミカドヤモリと共にCorrelophusという新しい属に移されている。

分布域・形態

ニューカレドニアの固有種である。ニューカレドニア本島南部、パイン島および周辺の島々に生息する。

全長20センチメートル。体色には変異がある。

種小名ciliatus「縁毛のある、睫毛(まつげ)のある」の意で、眼上部から背面にかけて並ぶ棘状の鱗を睫毛に見たてたことが由来と思われる。和名や英名はこの突起状の鱗を王冠(Crest)に見たてたと思われる。尾にも趾下薄板と同じような吸着機能がある。尾を自切した場合、基部には玉状の組織が形成され、元のような長い尾に再生しない。

生態

森林に生息する。夜行性だが、日光浴も行う。発見例が少ないため、野生での生態はあまりわかってはいない。

食性は動物食傾向の強い雑食で、昆虫類、節足動物、果実、花の蜜等も食べる。植物質を摂取するのは獲物の少ない環境に対する適応だと考えられている。

繁殖形態は卵生で、1回に2個ずつの卵を5-9回に分けて地中に産む。卵は60-90日で孵化する。孵化した幼体は通常、最初の脱皮を行うまでは餌を食べず、卵黄の栄養分で過ごす。

https://ja.wikipedia.org/wiki/オウカンミカドヤモリ

クレステッドゲッコーの飼育方法やレイアウトについて。

飼育用ケージ

クレステッドゲッコーは全長で20㎝程度にしかなりませんので40㎝のケージがあれば十分飼育は可能です。また、樹上棲のヤモリになりますのでケージや水槽は縦長のものにしましょう。

多頭飼いを考えられていらっしゃるなら飼育数にもよりますが大きなケージを準備することをおすすめします。3匹飼育なら縦長の60㎝水槽は欲しいところですね。

ケージは最悪水槽でもよいので、安く準備しようと思うなら1万円もかからないかと思います。水槽台に関してはスチールラックでも可能です。その場合は必ず板を敷きましょう。

あとは、注意点としては、樹上棲ということもあり木を登りますので、ふたが無いと逃げられます。ですので、必ず蓋を設置しましょう。

床材

床材は様々です。ペットシーツ、キッチンペーパー、人工芝の場合はメンテナンスが簡単です。ペットシーツやキッチンペーパーなら汚れたら取り換えるということができますし、人工芝なら取り出して洗えます。

しかし、ペットシーツやキッチンペッパーは軽いので下に潜られてしまうというデメリットもあります。おもりを置いて、潜られないような対策を工夫をすることが重要になると思います。

一方で、天然の床材を使用するのでもよいです。

ココナッツ、ヤシガラ、クルミなど。これらは自然由来のものなのでストレスを軽減させるなどメリットはありますが、虫が沸くのでペット用のダニスプレーで対策をします。

また、フン尿が染み込むので毎週1回、上から数センチぐらいは交換するなどしましょう。植物なんか植えてあげると分解効果があるので清潔さを保つうえではおすすめです。

シェルター

クレステッドゲッコーが休める環境を作るためシェルターを準備します。シェルターは爬虫類用のものでも良いですし、石や流木を組んだものでも良いです。とにかく個体が隠れることができる場所が必要です。あとは、登って休むことができる登り木が必要です。

レイアウトに関しても、クレステッドゲッコーが快適に生活できるような環境を作ってあげることがポイントになります。

水入れ

クレステッドゲッコーが水を飲めるように、あとは体を濡らして脱皮を行うために必要になります。タッパーや爬虫類用の水入れを使用します。水は毎日交換しましょう。

保温設備

温度は昼間25~27℃、夜間18~20℃

パネルヒーターを3分の1ぐらい敷きます。設定温度は30~35℃ぐらいで良いかと思います。また、暖かいところと冷たいところを用意しておくのもそれぞれ行き来することができるためです。

人によっては、床だけではなく、壁にもパネルヒーターを張っている人もいます。

ケージ内の温度は、保温球もしくは暖突を使用して温めます。そこまで高温を好む動物ではないのでバスキングスポットは必要ないかなと思います。紫外線灯は用意しましょう。

湿度

レオパは砂漠に生息する個体なので乾燥には強いですが、クレステッドゲッコーは生息地はニューカレドニアになりますのであるていどの湿度は必要になりますね。

理想的な湿度は大体60~70%ぐらいになります。日本の平均湿度ぐらいを保てばよいですが、湿度計は設置しましょう。

梅雨に湿度が高くなりすぎないか?逆に、冬は乾燥しますので湿度が低くなりすぎてはいないか?など細かい気づかいは重要になります。湿度は高すぎても皮膚病になりやすいですし、低すぎると脱皮不全のリスクが高まります。

まず、ほかのトカゲよりも代謝が低いため餌の頻度は少なくてもよいです。毎日与えるのではなく週3回、幼体のころは毎日与えます。

餌の量は、頭の大きさぐらいを目安にして与えます。お腹が少し膨れたのがわかる程度でも良いです。

ちなみに、ベビーサイズの場合は毎日餌は与えますがこまめに与えます。餌を与えて糞をしたら再度与えるというようなサイクル。1度にたくさん食べさせ過ぎるのではなく体に負担がかからないように餌を与えます。

餌は、コオロギ、食用ゴキブリ、ミルワームにカルシウム剤を添加して与えます。その他であれば、人工飼料や野菜です。

野菜は、松菜、チンゲン菜、モロヘイヤ、カブの葉、ダイコンの葉、サラダ菜がおすすめです。こちらもカルシウム剤を添加します。

多頭飼いの注意点

例えば、オス同士で多頭飼いを行うと繁殖期になると喧嘩する可能性があるということです。さらには、二匹で飼育するとなおさらですので多頭飼いをするなら最低3匹は飼育しましょう。

また、メス同士であればオスほど気性も荒くはないので良いのではないかと思います。また、狭いケージでの多頭飼いだとリスクもありますので広いスペースを用意しましょう。