シリケンイモリの飼育方法!金箔・餌・販売・通販・レイアウトなど飼い方について。

本日はシリケンイモリの飼育方法についてお話しししたいと思います。

イモリといえば前回お話ししたアカハライモリを想像される人がほとんどではないでしょうか?こちらで、アカハライモリの飼育方法について解説していますのでまだご覧になられていない方は一度読んでみてください。

アカハライモリの飼育!餌・寿命・水槽・値段・レイアウト・販売先など。

2019年6月6日

もちろん、アカハライモリのほかにも日本国内だけでもイモリという両生類はいくつかいます。アカハライモリに次いで知名度の高いイモリは、沖縄や奄美に生息するシリケンイモリという種類です。

また、沖縄に生息する個体をオキナワシリケンイモリ、奄美に生息する個体をアマミシリケンイモリといいます。シリケンイモリの中でも種類があり、斑紋の比率の違いから判別できます。

アマミシリケンイモリは4~11%、オキナワシリケンイモリは71~91%と圧倒的に斑紋が多いのがオキナワシリケンイモリです。

腹が赤いというところではアカハライモリと共通しているのですが、背中にオレンジ色の斑点、金箔の斑点と様々な個体がいます。特に金箔は縁起ものとしても人気の個体です。

金箔の中でも金の部分が多い固体もいれば、斑点模様で少し金色が付いている個体と様々ですね。それによって値段も変動したりします。そんな、シリケンイモリの飼育方法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

シリケンイモリとは?

シリケンイモリ(尻剣井守、Cynops ensicauda)は、両生綱有尾目イモリ科イモリ属に分類される有尾類。

分布

日本の奄美群島(奄美大島、請島、加計呂麻島、与路島)と沖縄諸島(阿嘉島、沖縄島、慶留間島、瀬底島、渡嘉敷島、渡名喜島、浜比嘉島)

名称

和名は尾の形状が幅広く、剣を想起させることによる。 地方名として沖縄県でアカワター、ソージムヤーなどがある。奄美大島ではイボイモリを含むイモリ類をチョウチンブラ、ソチムラなどと呼ぶ。

形態

全長オス14センチメートル、メス18センチメートル。頭胴長オス4.6-7.5センチメートル、メス5.2-8センチメートル。

背面の体色は黒や黒褐色、暗褐色。背面に地衣類状の明色斑や、正中線に沿って橙色の筋模様が入る個体もいるなど変異が大きい。 腹面の色彩は赤色や黄色で、不規則に黒い斑紋が入る個体もいる。指趾下面の体色は明色。繁殖期になるとオスの尾は幅広くなる。

生態

湿度の高い森林や草原などに生息する。水たまりなどに生息することもあるが、陸上で活動することも多い。

食性は動物食で、昆虫、陸棲の巻貝、ミミズ、両生類の卵や幼生などを食べる。幼生の捕食者はトンボの幼虫やイボイモリの幼生などが挙げられ、本種の幼生自身も卵や他の幼生を共食いする。

繁殖形態は卵生。主に12-翌5月に流れの遅い流水域や池、湿原などで繁殖する。水中で水草を折りたたんだ中に卵を1つずつ産むが、繁殖密度が高い場合などは水辺の苔などに産卵することもある。幼生は3-4か月で変態して幼体になる。

アカハライモリと同様に、フグと同じテトロドトキシンという毒をもち、腹の赤色や橙色は毒をもつことを他の動物に知らせる警戒色になっていると考えられている。ただし、毒の量は棲息環境により異なる。

人間との関係

ペットとして飼育されることもある。このため、捕獲による減少も懸念されている。

また、開発による生息地や繁殖地の減少や、道路脇の側溝による生息地の分断および落下による死亡(側溝から出られないため)や交通事故、ペット用の乱獲などにより生息数は減少している。準絶滅危惧(NT)指定

シリケンイモリの飼育方法

水槽

シリケンイモリは全長15㎝程度にしかなりませんので、最低45㎝規格の水槽があれば飼育は可能です。できれば、60㎝規格の水槽で広々と飼育してあげると良いですね。

水槽台は用意することをおすすめします。ほかの両生類と違って水を沢山入れるので水槽が重くなります。水を入れるとかなり重くなるので頑丈な水槽台を使用しないと危険です。

水槽台、水槽を含めても1万円ちょっとで準備することができるのでそこまで心配しなくても良いかなと思います。

もう一つはプラ舟で飼育するという方法もあります。確かにプラ船であれば広々としているのでイモリにとっては良いかなと思います。その場合は陸地と水域をしっかいりと準備してあげましょう。

いずれにしろ、重要なことはフタをしっかりとつけることです。水槽なら爬虫類用の蓋があるのでそれを使いましょう。イモリは脱走の名人なので蓋は必須です。

床砂

床砂はなんでも良いかと思います。動画の様にソイルを使用する人もいれば、川砂、田砂、砂利、古代魚用のソイルなど様々です。確かに床砂を使用することでレイアウト的にはいい感じになります。掃除の簡単さを考えるとベアタンクにするべきですが、レイアウトをするなら床砂ありです。

レイアウトにおいては人それぞれの個性というものがあるのでコレじゃないとダメとはいいません。

参考例としては、石や流木を組んで自ら陸地に上がれるような仕組みを作ります。水中の中にシェルターを入れてシリケンイモリが隠れられる環境を作りましょう。

陸地にミズゴケや植物なんかを入れておくことで湿度を保てるし、イモリが棲みやすい環境を作れるのでおすすめです。

販売価格

ネオスさん

シリケンイモリはネット通販で購入することができます。値段も1200円程度と非常に安いのでおすすめです。時期が合えばヤフオクでも販売されていることがありますね。

水質

PH 6.0~7.0

水質は魚が棲めるような水質で良いです。なので、水道水のカルキを抜いたものを使用すればよいかと思います。綺麗な水を好むので麦飯石なんかを使用するのもありです。

イモリの場合、水位は高めにしたほうが良いですね。確かに陸地にも上がるのですが、水の中で暮らしていることのほうが多い生き物です。

水位20㎝ぐらいにしても石組み、流木の置き方次第では充分イモリが陸に上がることができる環境を作ることができます。ちなみに、陸地を一切使用せずにアクアリウムで飼育されている方もいます。

水換えは1週間に1度、水量がアクアリウムよりも少ないので半分ぐらいは水を交換します。人によっては全部交換する人もいます。アクアリウムの様に水位が高ければ3割ぐらいでも大丈夫です。

水を綺麗にしたほうが良いから毎日交換する人もいますが、それを補うためにある程度強力な濾過機を使用することを推奨します。

濾過機

濾過機でおススメなのは外部フィルターです。アクアリウムで完全水棲にするなら上部フィルターでも良いと思います。ただ、陸地で休むことも必要だと思うので個人的にはアクアテラリウムをおすすめします。

となると、ろ材がたくさん入れることができて、ろ過能力が高いとなると外部フィルターです。

外部フィルター以外であれば、爬虫類両生類用のフィルター、底面フィルターを使用すると良いと思います。

掃除も簡単で、1か月に一度ぐらい、フィルターを洗います。ろ材はバクテリアを育てるので水槽の水で軽く洗って綺麗にする程度で大丈夫です。

水温

水温は20℃~25℃。

南の地方に生息するイモリなのでアカハライモリよりも水温は少し高めですが、さすがに28℃を超えると厳しいので夏場は水温が上がらないようにクーラーや冷却ファンを使用して水質を調整しましょう。45~60㎝水槽であればそこまで大きなクーラーがなくても充分冷却することは可能です。どうしても予算が厳しいなら冷却ファンでも十分です。

一方、冬場はサーモスタットとヒーターを使用して水温を高くします。25℃をキープできれば良いです。

陸地も一部を温めるために、保温球を使用してあげればよいと思います。爬虫類の様に思いっきり温める必要はないと思いますが、陸地に上がった際に低温だと厳しいので一部で良いので温めてあげましょう。

餌は、イトメ、冷凍アカムシ、金魚、メダカなどです。陸地に上がっているときはコウロギ、ミルワームなどにカルシウム剤を添加して与えると良いです。また、人工飼料は一番栄養バランスがとれているのでメインの餌としておすすめです。

餌の量はイモリの頭の大きさぐらいを与えます。1週間に1~2回程度与えれば十分です。寧ろ、食べ過ぎは寿命を縮める原因になるのでおすすめしません。

寿命

寿命は非常に長く、30年以上生きる個体もいます。これは飼育の仕方によって変わりますのでなんともいえませんが、10年ぐらいであればそんなに難しい話ではないと思います。イモリということもあって生命力が非常に強い両生類です。大事に飼育して長生きさせましょう。