シロマダラというヘビの飼育方法!餌・販売・価格・毒性について。

本日はシロマダラというヘビの飼育方法についてお話ししたいと思います。

日本にも様々な種類のヘビが生息しています。アオダイショウ、ヒバカリ、シマヘビ、マムシ、ヤマカガシなど、この辺の種類は聞いたことがあるのではないでしょうか?

有毒、無毒といますが、やっぱり毒の無いヘビを飼育するほうがリスクはなくて良いと思います。特に、アオダイショウやシマヘビなんかは飼育されている人も多いとは思います。ちなみに、マムシやヤマカガシは飼育するにおいて行政の許可が必要になります。

そんな、日本に生息する蛇の中で、シロマダラという種類はご存知でしょうか?

黒と茶色の模様がカッコいいんですけどね。ただし、希少種なのでなかなか手に入りにくい!それに、毒はありませんが飼育の難易度はまずまず高いです。

ショップではなかなか販売されるような蛇ではないので見つけたらラッキー。林などでも遭遇したらラッキーという感じですけどね。そんなわけで、本日はシロマダラの飼育方法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

シロマダラとは?

シロマダラ(Dinodon orientale)は、爬虫綱有鱗目ナミヘビ科マダラヘビ属に分類されるヘビ。

分布

日本(北海道、本州、四国、九州、伊豆大島、奥尻島、屋久島など)固有種

形態

全長30-70センチメートル。胴体の斜めに列になった背面の鱗の数(体鱗列数)は17。頭部の体色は黒褐色。体色は淡褐色で、黒褐色の横縞が入る。

幼蛇は斑紋がより明瞭で、後頭部に明色部がある。

生態

低山地の森林に生息する。地表棲だが、物に登ることもある。夜行性。外敵に襲われると毒蛇に擬態して威嚇するか、擬死行動を行う。食性は動物食で、小型爬虫類を食べる。繁殖形態は卵生。夏季に1回に1-9個の卵を産む。

https://ja.wikipedia.org/wiki/シロマダラ

シロマダラの飼育方法

飼育ケージ

シロマダラは全長30~70㎝程度の小型のヘビです。それこそとぐろになった状態ですと非常に小さいので60㎝規格のケージがあれば最悪何とかなります。余裕を持たせてもう少し大きなケージで飼育するのは良いと思いますけどね。

ケージに関しても60㎝規格の爬虫類ケージであれば1万円程度で購入することができます。もう少し予算を抑えたいならば、衣装ケースや水槽で飼育するということもできます。

アクアリウム用の水槽であれば衣装ケースよりも透明度が高いので観察もしやすく良いと思います。

台に関しては、アクアリウム用の強力な水槽台は必要ないですね。スチールラックの上に乗せておくので充分です。もし、その場合は板だけは敷くようにしてください。

水槽の下に板を敷かないと、変な風に負荷がかかるので水槽が割れてしまう可能性がありますので要注意ですね。

床材

床材は色々ありますね。ペットシーツ、新聞紙、人工芝といった床材で和えればメンテナンスが非常にカンタンであるという視点ではおすすめできます。ペットシーツ、新聞紙なら汚れたら交換すればよいだけですし、人工芝なら洗って設置しなおせばよいだけです。そのため、天然の床材ではなく人工の床材を使用している人も多いですね。

では、天然の床材はどのようなものがあるのでしょうか?

ココナッツ、ヤシガラ、腐葉土、デザートサンドなどです。デザートサンドは臭いがつきやすいのであまりおすすめしませんが、ココナッツ、ヤシガラは良いと思います。

ただ、デメリットは虫が沸くので犬や猫用のダニスプレーを使用すると良いと思います。しかし、強力なので個体に吹きかけるのはおすすめしません。あくまでも床材だけにしましょう。

水入れ

爬虫類用の水入れ、もしくはタッパーに水をれておきましょう。シロマダラがそこに入ったり水を飲んだりします。脱皮をする際に体を濡らすのにも役立ちます。水は毎日交換しましょう。

販売価格

なかなかペットショップで販売されてはいませんが、5000円程度で取引されているようですね。やはり、一番可能性のある入手方法は野生のものを捕まえるということではないでしょうか?結構珍しいヘビなので手に入れるのには苦労するかもしれません。

シェルター

シロマダラは蛇なので隠れる穴などがあると良いです。爬虫類用のシェルターでも良いですし、木箱を自作しても良いです。

他には、樹木に巻き付くことができるように登り木を用意しておくと良いですね。流木なんかはおすすめ。

なかなか丁度良いものがないのであれば、ツッパリ棒を二本ぐらいケージや水槽の中に設置しておくのでも良いです。こういったところに蛇が絡みついて休むということでは良いものなんですよね。

温度管理

シロマダラは北海道から屋久島まで生息するヘビですので日本の常温で飼育することができます。パイソンのように温度に厳しくする必要はないかと思います。

なので、18~25℃ぐらいをキープできれば良いかと思います。

注意するべきは夏場です。夏場になると30℃オーバーになることは普通なので冷やさなければいけません。ケージを部屋においてエアコンで冷やすなど温度を下げるなどの対策をしましょう。

30℃を超えるとなると結構厳しいので、高温になっても28℃ぐらいに抑えるようにしましょう。

一方で冬場は、何もしなければ冬眠しますが、冬眠させる場合は十分に栄養を与えておかないと死亡するリスクが高まりますのでリスクは伴います。なので、保温設備を徹底して越冬を行いましょう。

ケージの下3割ぐらいにパネルヒーターを敷きます。設定温度は30℃程度で良いです。砂漠など熱い地域に生息するヘビではないのでこの程度で大丈夫です。

ケージ内全体は、保温球や暖突を使用します。これによりケージ内全体を温めることができます。設定温度は25℃程度にすればシロマダラは活発に動くことができます。

湿度管理

湿度は60~70%はキープしましょう。日本でも比較的湿度の高いところに生息しますので低湿になると厳しいです。湿度対策としてはミズゴケを入れるなどします。

湿度が下がらないように霧吹きをかけます。特に冬場は乾燥しやすいので必要であれば加湿器を使用します。かといって湿度が高すぎるのも良いことではないので程よい湿度をキープしましょう。

餌は小型爬虫類ということもあり、野生下では小さなトカゲやヤモリを食べます。そのため、餌も厳選する必要があります。冷凍ヤモリが販売されていますし、活餌のヤモリも売られていますのでそういったものを与えてみましょう。

餌は幼体の段階では1週間に1回程度、成体なら10 日に1回程度与えます。お腹が膨らむ程度与えればよいです。

シロマダラの飼育について思うこと。

以上、シロマダラの飼育方法について説明させていただきました。確かにシロマダラは模様もよくてかわいいヘビなので飼育してみたいという気持ちはわかりますが、そもそも、入手が困難なへびです。

もし、遭遇したり、たまたま手に入ったのならラッキーということで飼育すればよいかと思います。しかし、飼育難易度も結構高い。

トカゲやヤモリしか食べませんからね。

それであれば、アオダイショウやシマヘビのほうが簡単ですし手に入りやすい。日本の常温でも飼育することができます。越冬だけ保温機材を使えばよいのです。

今すぐヘビを飼育したいならシロマダラよりもほかのヘビが良いと思います。そうでなく、どうしてもシロマダラを探しているというのであれば手に入るまで根気よく探しましょう。