アオダイショウの飼育!餌・販売・寿命・最大・なつくなど飼い方について。

本日はアオダイショウの飼育についてです。

さて、私も中学生ぐらいのころにアオダイショウという蛇を飼育していたことがありました。うちの実家は木々が多く、竹やぶもあるので結構蛇やトカゲと遭遇します。

蛇を見つけると父親が退治しようとするんですが、たまたまその時、僕がいたので飼育するから捕まえてくれ。とお願いしました。小学生のころから蛇を捕まえるのに手馴れている兄に捕獲してもらいました。

母親は蛇は執念深いから飼わないほうがいいと猛反対されました。普通、女の人はなかなか蛇を受け入れないと思いますが、それを押し切って衣装ケースで飼育していました。

飼育すると結構かわいいもんです。トウキョウダルマガエルとか捕まえてきて与えるとすぐに食いついてくるようになりました。餌付けもそこまで難しくはなく簡単に飼育できる蛇だと思います。

さて、本日はそんなアオダイショウの生態から飼育方法までお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

アオダイショウとは?

アオダイショウ(青大将、Elaphe climacophora)は、ナミヘビ科 ナメラ属に分類されるヘビです。

生息地

日本(北海道、本州、四国、九州、国後島、奥尻島、佐渡島、口之島(南限)、伊豆諸島、壱岐、隠岐、対馬、五島列島、大隅諸島)の固有種になります。

形態

全長100~200㎝

胴体の直径は5㎝程度

平均するとオスのほうが大きくなる傾向にありますが、大型サイズのアオダイショウはメスのほうが大きくなる個体が多いです。

南西諸島に生息するサキシマスジオ、シュウダ、ハブに次いで大きくなる蛇で本土では最大の蛇です。頭部は突き出ており、口の幅は広いです。23枚もしくは25枚の斜方に列なる鱗(体列鱗数)。

腹板という腹に覆いかぶさる鱗の数は221~245枚程度です。腹板の両端に側稜という隆起があります。これにより斜面や木に登ることができます。

薄茶色から薄青碧色をしています。これは個体によって体色の色が異なります。ちなみに、北海道に生息する個体の体色は青が強いものが多いです。脱皮する直前の個体は濃い色で、脱皮後は青みが強いです。

背中には薄い黒褐色の縦縞模様が4本入りる個体も多いですが、この縦縞模様がない固体もいます。脱皮前は縦縞模様が強くなり、茶色っぽいオリーブ色の虹彩。丸い瞳孔、黒褐色が特徴的。

生態

山地、平地の森林、藪、草むら、農地、堤防などに生息します。木の上で生活することが多いですが地表でもよく見られます。樹木の先端から地表に生息します。

そして、土の中から下水道まで生活の領域は幅広いです。ネズミを食べますが、その生息地である民家周辺で良く見受けることができます。むしろ、山で見つけることは逆に珍しいです。

また、ネズミを追いかけて民家に侵入することも珍しくはありません。昼行性で夜中は木や岩の隙間に隠れて睡眠に入ります。外敵などに襲われそうになると総排出口から異臭を放ちます。

先ほど、樹木に上ることができるとお話ししましたが、腹板の両側にキールがありますからこれを凹凸にひっかけながら登りますので垂直な場所でも進むことができます。なので、ほかの枝や幹に巻き付いて登る蛇とは構造が異なります。

天敵はイヌワシ、タヌキ、キツネ、イノシシなど自分よりも大きな動物になります。

食性は肉食で、鳥類、哺乳類、両生類、小型爬虫類です。捕食方法は獲物に噛みつき、捕獲したら体に巻き付き締め付けて殺してから食べます。例えば、鳥の卵を食べると卵を割るため木の上から落ちるといわれていますが、実はこれは誤って落ちているだけなのです。

5~6月になると交配を行い、7~8月に7㎝程度の卵を4~17個程度生みます。47~63日程度で孵ります。また、寿命の長い動物で飼育下の最高記録は17年7か月といわれています。

飼育方法

飼育ケージ

飼育ケージのサイズですが大きければ大きいほど良いです。アオダイショウは1メートル以上に成長するような国内では大型の蛇ですからね。しかし、活発に動くような蛇ではありません。

そのため、75㎝の衣装ケースでも飼育することは可能です。終生飼育を考えるなら、75~120㎝サイズのケージがあればよいですね。

ケージに関してはこだわって良いものにすれば値段が高くなります。当然、サイズも多くなればなるほど価格も高騰します。爬虫類用のケージなら2万円~はするかなと思います。

逆に、幼体の段階であればそんなに大きなケージは必要ありませんので、水槽で飼育しても良いかなと思います。

床材

僕が飼育していたときは本に新聞紙を敷きましょうと書いてありましたので新聞紙を敷いていました。糞をしたら新聞紙を取り換えるという意味ですよね。

ペットシーツや人工芝でもよいと思います。

また、こだわって、腐葉土、ココナッツマット、クルミ、デザートサンドなどを敷くのでも良いのではないかなと思います。しかし、糞や尿をしたら交換はしなければいけないので上の部分は毎週ペースで交換しましょう。

他に、水入れを入れておきます。アオダイショウが入ったり、水を飲んだりできるスペースです。タッパーや爬虫類用の水入れを使うと良いです。

飼育設備

最近は爬虫類用のシェルターがたくさん販売されていますのでそれを使えばよいかなと思います。アオダイショウは結構隠れ家に籠っていることが多いのでこういった隠れ家は重要です。

僕のときは、父親が鳥小屋ような木の箱を作ってくれました。そこに蛇が入れるような穴をあけてくれましたね。アオダイショウは基本的にいつもそこで安いでいましたね。

あとは、木の上で生活することが多い蛇なので、流木や木の枝を入れて登れるような環境を作る。それか、ツッパリ棒を二本ぐらい入れ置いて登れるようにしておきます。

温度

日本に生息する蛇なので基本的には常温で構いません。5月~10月上旬ぐらいは保温対策はしなくても良いかもしれません。北海道など寒い地域は別ですよ。

具体的には15℃を下回らないようにすればよいかな。なので、秋ごろから保温球、暖突、パネルヒーターなどを使用して20℃以上をキープできれば良いかと思います。

砂漠にいるフトアゴヒゲトカゲなどの様に、バスキングスポットを使用してものすごく暖かくする必要がないのでその辺は楽かもしれません。また、温度が高いほうが餌の食いつきが良いです。

冬眠に関してはどうか?

確かに、野生のアオダイショウは冬眠しますが、充分に餌を与えられていないとかだと冬眠失敗で死亡する可能性も有ります。ですから、冬眠はさせずに保温対策で冬を越したほうが良いです。

ちなみに、紫外線灯はあったほうが良いかなと思います。昼行性の爬虫類なので日光浴は結構重要です。ただ、紫外線灯では日光浴の代わりにはなりませんので、毎日10~20分程度でよいので日光が入るような蛇を移動させるなど日光浴をさせるのが一番です。

湿度

アオダイショウは基本的に日本の気候に対応できる蛇なのでそこまで心配はいらないと思います。平均すると60%~70%なので、60%ぐらいを維持できれば良いです。冬場など乾燥する季節は湿度対策に気を遣うと良いです。

販売価格

なかなか蛇は探しても見つからないことが多いです。根気よく探すか…探しても逃げられたら辛いですよね。罠を仕掛けるという方法もあるんですが…結構大変です。となると一番簡単なのはペットショップで購入することです。種類もありまして、アルビノは結構販売されています。もちろん、通常のアオダイショウも。

E・S・Pさん

価格はピンからキリまであります。ほかの店では1万円以下のものもありましたが、あまり安すぎる個体は品質が低い可能性がありますのでこの程度の値段のものを購入しましょう。低品質のものは傷、病気、寄生虫だったり、なつきにくいなど訳ありのものもありますので要注意です。

餌は肉食です。成体であれば生きたマウス、カエル、ピンクマウス、冷凍マウスアダルトとかですね。もちろん、コオロギやゴキブリ、ミルワームなども食食べます。餌を与えるときはカルシウム剤、ビタミン剤などのサプリメントを添加してあげましょう。

餌付けは、生体投入から3日ぐらいは日を置きます。十分にお腹が減っているときに与えます。

餌の頻度もそんなに多くは無く、1~2週間に1回ぐらいの頻度で自分の頭のサイズよりも一回り大きな餌を与えればよいかと思います。虫は小さいので数匹与えましょう。

なつく

なつくというか、慣れるというか…それでもハンドリングは安いかなと思います。ハンドリングというのは人間が触っても大丈夫だとアオダイショウに思い込ませるために定期的にスキンシップをとることです。

よく、芸能人なんかがテレビで蛇を首に絡めても噛まなかったり、むしろなついてきたりしますが、あれは常にハンドリングをやっているからです。これをすることである程度はなつかせることができるかなと思います。

といっても、蛇は爬虫類でもオオトカゲやイグアナのようにそんなに触るような感じでもないので程よくハンドリングをすればよいかなと思います。

あとは、餌を与えるときに少しスキンシップをしてみたり、すると、触られると餌を貰えると認識するようになります。ピンセットで餌を渡すのも難しくはないです。また、ピンセットは竹製のものをおすすめします。