シマヘビの飼育方法!子供・幼体・餌・寿命・毒性・アオダイショウとの違いなど。

本日はシマヘビの飼育方法についてです。

前回は、アオダイショウの飼育方法について触れました。春から夏にかけて草むらや藪で遭遇することはよくあると思います。この蛇も毒は無く非常にやさしい性格で人懐っこいので飼育しやすいかと思います。

アオダイショウの飼育!餌・販売・寿命・最大・なつくなど飼い方について。

2019年5月27日

アオダイショウの飼育方法についてはこちらで触れていますのでよかったら一度読んでみてください。

さて、そんなアオダイショウと同じく日本各地で見ることができるのがシマヘビです。

私が子供のころに兄が蛇好きでシマヘビもよく捕まえてくれたものです。シマヘビもアオダイショウと似ており、大体同じようなところで遭遇することがあります。

ただ、アオダイショウは木の上を好むのに対してシマヘビは基本的に地表を好む傾向があります。

また、飼育する際もアオダイショウと同じく、非常に人に慣れやすく、飼いやすいのである程度大きなケージを用意することができるのであれば良いのではないかと思います。

そんなわけで、本日はシマヘビの生態や飼育方法についてお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

シマヘビとは?

シマヘビ(縞蛇、Elaphe quadrivirgata)は、爬虫綱有鱗目ナミヘビ科ナメラ属に分類されるヘビです。無毒。

大きさ

全長80-200㎝

サイズは地域によって異なります。伊豆諸島祇苗島に生息する個体は海鳥の卵や雛を常食しているため大型になります。最大サイズの2mクラスの個体も生息しています。

一方で北海道に生息する個体は小さく、大きくても80㎝にもなりません。幼蛇は赤褐色の横縞模様があり、黒化型の烏蛇と呼ばれる個体もいます。逆に少数ではありますがアルビノもいます。

生息地

日本(北海道、本州、四国、九州、大隅諸島)

形態

個体差がありますが、多くは薄黄色の体色をベースに縦縞模様が4つ入ります。一方で、縦縞模様がない固体、顎の周辺が黄色い固体など珍しい模様のシマヘビもいます。

4つの縞模とは種小名のquadrivirgataを意味します。

胴体の中央部にある体鱗は19列。腹板はクリーム色、黄色で特に目立つ模様はありません。赤い虹彩、楕円形で縦長の瞳孔。幼体の段階ですと体の色は薄黄色、縦縞も薄く、赤褐色の横縞模様が入ります。

毒性

無毒の蛇ではありますが、口内に破傷風菌をもっている個体もいますので、噛まれて出血したら厄介です。できるだけ早く患部をあらい、マキロンなどの消毒液をつける必要があります。

シマヘビ

飼育ケージ

もちろん、蛇が広々とできるようなスペースを準備できればそれは一番良いです。動物園に行けば広いところで飼育されていますからね。ただ、シマヘビやアオダイショウなら最低60㎝のケージでも飼育できると思います。できれば90㎝以上のケージが欲しいですね。

伸びればそれ以上の長さにはなりますが、常に伸びているわけではありません。ケージにいるときはとぐろを巻いてもらったり、シェルターの中に入ってもらったり、ツッパリ棒の上で休んでもらえればと思います。

それで、ずっと縮こまってもらうのもかわいそうなので毎日1回ぐらいはケージから出して部屋の中でスキンシップをとるとか。部屋の中を這いずりまわってもらえばよいかなと思います。

ただ、蛇は結構早く隙間とかに入ったりするので障害物のないところや蛇に首輪をするってのも変ですが見失わないような対策をすることは重要です。

床材

床材は掃除を簡単にしたいのであれば、新聞紙、ペットシーツ、人工芝です。コレなら糞をしても取り換えるのが楽です。人工芝は洗えばよいだけですからね。

シマヘビを落ち着かせたいのであれば、腐葉土、ココナッツマット、ヒノキ、クルミなど。デザートサンドなどの砂でも良いのですが臭いが付きやすくなりますのでクルミはおすすめです。

これらのデメリットは糞尿をするので毎回変えないと言えない点ですね。もちろん、すべて換える必要はありません。1週間に1度のペースで上3㎝ぐらいを変えておけば良いかと思います。

あと、おすすめのやり方としては、床材を敷いた上にペットシーツや新聞紙を敷いてその上に数センチ床材をさらに敷きます。取り換えるときはそれごと交換すれば楽ですからね。

温度

北海道でも生息できるような蛇なので砂漠にすむような蛇と比べると高温を常にキープしなければいけないということでもないので楽です。基本的には常温で大丈夫です。

寒い季節に備えて、気温が20℃程度の初秋ぐらいになったら冬の準備をすればよいかと思います。

パネルヒーターをケージの下に3分の1ぐらいを敷き、サーモスタットで30℃程度に設定します。ほかに保温球や断突を使用してケージ内を25℃ぐらいにキープしておけば良いです。

そこまで、高温でないといけないわけではありませんのでバスキングライトでホットスポットは作る必要はないかなと思います。紫外線灯に関しては昼行性の爬虫類なので必要です。

もしくは、ケージ内に日光が入るような感じにしておくならそこまで重要ではないかと思いますが、いずれにしろ紫外線を浴びる必要はあります。ビタミンD3、カルシウムの生成を促進します。

湿度

日本の平均湿度である60%ぐらいをキープすればよいと思います。地域にもよりますが気を付けるべき時期は梅雨と冬場です。

梅雨になると多湿になりやすいので場合によっては除湿器や除湿剤が必要になります。冬は逆に乾燥しがちなので加湿器が必要になります。多湿すぎると細菌が増えますし、乾燥させすぎると脱皮不全のリスクがあります。

餌はサイズによって異なります。幼体であれば毎日1回、コオロギ、ミルワーム、デュビアなど虫にカルシウム剤、ビタミン剤などのサプリメントを添加してから与えます。

成体なら、アダルトマウス、ピンクマウスなどで良いです。こちらもカルシウム剤やビタミン剤を添加して与えます。頻度は1~2週間に1回程度で良いですね。

与える量は、幼蛇、成蛇いずれも頭のサイズよりも一回り大きいサイズの餌を与えます。

寿命

飼育下であれば15~20年ぐらいは育てることは可能です。一方で野生の個体はそこまで生きないことが多いです。なぜなら、野生の場合は外敵に食べられたり、厳しい環境で生き抜く必要があるからです。でも、飼育下ならそういったこともありませんし、高い温度で育てることができるので長生きしやすいです。餌は与えすぎないことをおすすめします。