パンサーカメレオンの飼育方法!販売・寿命・ベビー・価格・値段など。

今回はパンサーカメレオンについてお話ししたいと思います。

さて、カメレオンの中でもペットとして人気な個体はいくつかあります。前回記事にしたエボシカメレオンなんてのはとても有名で流通量も多く比較的安価で手に入ります。

さらに、飼育しやすいためカメレオンの入門種としてはおススメされていますが、そんなエボシカメレオンと並んで飼育しやすいといわれているのが、パンサーカメレオンです。

エボシカメレオンのように頭の盛り上がりはありませんが、カメレオンの中でも人に慣れやすいカメレオンですので餌付けなど飼育がとてもやりやすいのでおすすめです。

他のカメレオンと同様に、その時の気分やストレス、環境の変化により体の色を変えます。採集する産地により変色する色も異なります。

通称W.Cという野生個体は美しい青色が特徴的なノシベ、赤いライン模様が特徴的なアンバンジャ、発色するとオレンジや黄色が特徴的なサンバーバ、淡~濃い赤色に変化するピンクパンサー、そのほかにもノシボラハシルバー、ピカソ、アンキファーなど捕獲する場所により、体色がことなるのがこの個体の人気の秘密です。

そしてまた、国外だけではなく国内で繁殖される。通称C.Bも出回っています。人に慣れやすいので、餌を手渡しで行うことができるのも魅力の一つです。

パンサーカメレオンとは?

パンサーカメレオン(Furcifer pardalis)は、爬虫綱有鱗目カメレオン科フサエカメレオン属に分類されるトカゲです。

生息地

マダガスカル北部、レユニオン

形態

オス 全長52㎝
メス 全長30㎝

オスよりもメスのほうが全長が大きくなります。エボシカメレオンと比べても頭部のとさかは大きくはなりません。種小名のpardalisは猛獣のヒョウを指します。英名、和名は同じです。

生息地によりオスの体表はずいぶんと異なります。そして、喉元に瘤があるのがオスの特徴です。一方でメスは茶色の個体が多く地域による変色は見受けられません。

生態

基本的に低地の原生林に生息することが多いです。しかし、天然林にも生息しております。動物食で昆虫や節足動物を食べます。1回に10~46個の卵を産みます。

寄生虫問題

野生個体であるW.Cの場合は寄生虫がついている可能性が否定はできません。その影響でうまい具合に飼育できず死亡するケースもあります。これがすぐに死んでしまうから飼育が難しいと思われる理由の一つですが、もともと丈夫な種類なので寄生虫駆除を行えば問題ありません。購入する際はそういった部分も質問してみることをおすすめします。また、価格が安すぎる個体は要注意です。

品種

  • アンバンジャ
  • サンバーバ
  • タマタブ
  • ディエゴシュアレズ
  • ノシ・ベ
  • ノシ・ボラハ
  • ノシファリー
  • ノシミチオ
  • アンビローブ(ピカソ、マンガは品種ではない)
  • ピンクパンサー(アンカラミー)
  • マロアンツェトラ

パンサーカメレオンの飼育方法

飼育ケージ

パンサーカメレオンのオスは最大で52㎝になりますのでケージは90㎝以上のものが必要になります。大きいサイズは飼育したくないならメスを選びましょう。

メスなら30㎝程度なので飼育ケージも60㎝のもので大丈夫です。また、カメレオンは木の上にいることが多いので縦長のケージでカメレオンが登れるように木を組んでおきます。

ちなみに、90㎝のケージは2万円程度、60㎝のケージは1万円程度で購入することができます。もちろん、良いケージならそれ以上しますし、安いケージならそれ以下でも買えるでしょう。

縦長なので水槽で代用するということはないと思いますが、もし代用するなら相当横幅が大きく木を斜めにおいてカメレオンが登れるようにします。蓋はしっかりとつけましょう。

ケージ台

床にケージを置くと色々と不便なので台を使用することをおすすめします。台といいましてもそんなに高いものを用意する必要はありません。水槽用の台だと耐久力が高いのでそこそこのお値段がします。

でも、スチールラックならば非常に安い値段で購入することができます。爬虫類のケージは重量もないのでスチールラックで充分です。

ただし、そのまま敷くとケージに負担がかかるのでスチールラックに板を敷いてからその上にケージを乗せましょう。

床材

カメレオンの場合は基本的に木の上にいることが多いのと、土の中に潜るようなトカゲではないので床材はキッチンペーパーや人工芝なんかでも全然良いと思います。また、掃除の簡単さを考えるとこの二つが一番おすすめです。

ただ、自然の雰囲気を出したいなら、ココナッツマット、クルミ、デザートサンドなど敷くのでも良いと思います。

あとは、木のほかに植木鉢に植えられた観葉植物のポトスを置いておく人がいますね。ほかにもアグラオネマ・スノーホワイトを入れている飼育者もいますね。

別に餌を与えますがたまにこういった植物をかじりますので、インテリアにもなりますし、入れておくと良いかと思います。

販売価格

ビバリウムさん

色合いや状態によって価格が左右します。良いものですと70000円とか。通常30000~50000円程度で購入できます。パンサーカメレオンで数千円のものだと状態が良くないとか、最悪寄生虫にかかっているもののリスクもありますので注意しましょう。

保温設備

日中 22℃~32℃
夜間 15℃~22℃

ケージ内全体の温度をこれぐらいにキープします。ただ、日本の夏は結構暑いので夏場だけは保温器具はオフにしておいても大丈夫かと思います。

もちろん、何かあったときのために温度設定をしておきスイッチはオンにしておけば一定の温度を下回ったときに自動で発熱しますのでそれでも良いかなと思います。その場合はサーモスタットを使用しましょう。

ケージの下には3分の1程度パネルヒーターを敷き、サーモスタットで30℃ぐらいに設定します。保温球、暖突のいずれかを使用、バスキングライトを使用しホットスポットを作る。

そして、上記の温度をキープすればよいと思います。紫外線灯に関しては念のため使用しましょう。紫外線(UVB)がないと昼行性の爬虫類はカルシウムが十分に作れないと考えられています。

ただ、外から日光がケージ内に入ってくるようであればそれで日光浴ができてしまうので紫外線灯よりも高い効果が得られるはずです。なのでこれは使用する人もいれば使用しない人もいます。日光が当たらないようなら必須、個人的には念のため導入することをおすすめします。

湿度

若干乾燥に弱く、湿度は60%ぐらいにキープしておきましょう。乾燥しすぎると脱皮に影響しますし、湿りすぎると皮膚病に感染しやすくなりますので程よく湿度を保ちます。

梅雨は湿度が高くなりがちなので除湿器や除湿剤を使用して湿度を調整します。一方で、冬になると乾燥しやすくなるので加湿器を使用します。

成体は週に2~3回、幼体は1日1回与えます。

コオロギ、デュビア、シルクワーム、ジャイアントミルワーム、ピンクマウスなどにカルシウム剤などのサプリメントを添加して与えます。

植物は、小松菜、青梗菜、大根の葉、たんぽぽ、トマト、ニンジン、カボチャ、トウモロコシ、モロヘイヤ、オレンジ、イチゴ、バナナ、スイカなど。果物は糖分があるのでデザート感覚でたまに与えるのがよいです。

また、このような植物性の餌を与えるなら無農薬の野菜果物が理想です。カメレオンが食べる程度ならそこまで値段は高くならないので安心してください。どうしてもという方は農薬用の洗剤を使用することをおすすめします。

水分補給

水場を作りますが水に気が付かないことが多いためエアレーションで泡を立てます。それでも気が付かないことがありますので植物に霧吹きをかけてあげましょう。すると水滴に気が付きそれを飲むことがあります。

また、ドリッパーで水滴を落とすのも良いです。カメレオンはキラキラしたものに反応します。しずくの光りをみて水を飲むことがあります。

そして、飼い主になれると自ら吸水を行わず口に入るのを待つ個体もいます。そういう場合はスポイトで口の先端に水滴を落としてあげます。

もしくは、野菜などの餌を与えるときに水にぬらしたものを与えます。野菜だけでも水分補給はできますがさらに水を補給させるためにこういう工夫をします。水分が摂れなくなると死亡のリスクが高まりますから要注意です。

寿命

平均寿命 6~8年

長生きさせるには飼育環境をしっかりと整えて、病気にかからないようにします。餌を与えすぎないなど健康管理を行うことが重要になります。