トッケイヤモリの飼育!販売・鳴き声・モルフ・噛む・寿命・餌など。

本日はトッケイヤモリについてお話しします。

さて、ヤモリといえば以前にもお話しした深夜になると日本の民家の壁に張り付いているトカゲの仲間です。吸盤があるからガラスや垂直の壁も難なく移動することができるんですよね。

一方で、ヤモリの仲間で、ヒョウモントカゲモドキというアラブ地方原産のトカゲがいるのですが、この個体は吸盤がなく垂直の壁に張り付いて移動することはできないのですね。

やっぱり思うのが、同じヤモリでも生活環境によって形状や模様は変わってくるところがありますね。砂漠に生息しているヒョウモントカゲモドキはそもそも、壁に張り付くことがないでしょうから吸盤が要らないのでしょう。

では、トッケイヤモリはどうか?

こちらは、どちらかといえばヒョウモントカゲモドキには似通っておらず、ニホンヤモリに似ているのかな?という印象ですね。もちろん模様は全然違いますが吸盤がありますので垂直の壁にも登ることができます。

人に慣れやすく、飼育するのもそんなに難しくはないヤモリです。というわけで、本日はトッケイヤモリの飼育方法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

トッケイヤモリとは?

トッケイヤモリ(Gekko gecko)は、爬虫綱有鱗目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲです。ヤモリ属の基準種で、別名オオヤモリ、トッケイなどとも呼ばれております。

地域によりいろいろな言い伝えがあります。7回連続で鳴く個体は幸運をもたらしてくれる。11回連続で鳴く個体は眼玉がダイヤモンドなど様々です。

ちなみに、上の動画はトッケイヤモリの鳴き声ですがなんだか少し変わった鳴き声をしていますね。

生息地

インド、インドネシア、カンボジア、タイ、中華人民共和国南部、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスなどアジア圏に分布します。

形態

最大全長 25~35㎝

上から見ると頭の形は大きく三角形をしております。背中全体は小さな鱗を覆いますが、その中でも大きな鱗が混在しています。体の色は生息地により個体sが生じますが、ベースは青淡色で橙色の斑点がはいる個体が多いです。また、橙色の斑点は尾っぽへ行くにつれて帯状へと変わります。

生態

種小名のgecko、これは英名、和名ともに共通の意味で鳴き声を指します。日本のイモリと同様に民家周辺に生息しますが、異なるのは森林にも生息しているということ。

動物食で昆虫、クモ、小型ヤモリ、小型哺乳類を食べます。卵生で1度に2~3個程度の卵を産みます。

トッケイヤモリの飼育方法

飼育ケージ

トッケイヤモリはヤモリの中では比較的大型で25~30㎝オーバーにはなる種類ではありますが、そこまで大型のケージは必要ありません。45~60㎝のケージがあれば充分飼育することはできます。

ケージではなくアクアリウムのガラス水槽で代用されている飼育者の方もいます。ただ、注意点はトッケイヤモリは吸盤をもっているので垂直のガラスの壁も難なく登れてしまいますから、脱走を防ぐためスドーハーブネットなどは装着しておくべきです。

床材

床材を何にするか?これは人によって様々です。飼育ケージのメンテナンスを楽にしたいならキッチンペーパーや人工芝が良いです。キッチンペーパーなら汚れてもすぐに新品と取り換えればよいので簡単ですし、人工芝なら洗えばよいだけなので。

少し面倒くさいですが、ソイル、ココナッツマット、クルミ、デザートサンドなどを入れるのも良いです。これを10㎝ぐらい分厚く敷いておきます。デメリットは全部交換する必要はありませんが、1週間に1度3㎝ぐらい交換するのがちょっと大変です。

ただ、植物を植えることができるのでそれは非常に大きなメリットかなと思います。植物は糞尿を分解するのでそういう点ではケージの環境を清潔にもすることができます。ただ、交換は必要です。

他に、トッケイヤモリが登ることができるような登り木、流木、石などを入れておきます。爬虫類用のシェルターなんかもおすすめです。

保温器具

温度 28℃前後

ただ、35℃ぐらいまでなら元気に活動することができます。夏場の昼間は暑くなるので保温器具はオフにしておくとかでも良いです。もちろん、暖かい環境で生息している生物なので涼しい季節や寒い季節は保温器具が必要になります。

パネルヒーターをケージの下に3分の1程度敷き、サーモスタットで温度管理を行います。設定温度は30℃ぐらいで様子見します。これぐらいから温度を上げたほうが良いか?下げたほうが良いか?など考えればよいです。

その他、保温球もしくは暖突を使用してケージ全体を温めます。必要であればバスキングライトでホットスポットを作ります。

湿度管理

湿度は60%程度が理想です。なので夏場などはそこまで気にする程度ではないですが、湿度計を見て管理を行います。冬など乾燥しやすい季節は霧吹きを賭ける、加湿器を使うなどの対策をとります。

餌は基本的に昆虫を食べますので、ミルワーム、デュビア、レッドローチにカルシウム剤を添加させて与えるとよいです。あとは、人工飼料にも慣れさせましょう。人工飼料のよいところは栄養バランスが整っている上に気軽に与えることができる点です。ヒョウモントカゲモドキ用の人口飼料なんかが良いでしょう。

その他、トッケイヤモリについて

トッケイヤモリの寿命

残念ながらトッケイヤモリの平均寿命は非常に短く5年程度です。上手に飼育すればそれ以上生きますが、やはり、同じヤモリでもヒョウモントカゲモドキと比較すると短い傾向にあります。

トッケイヤモリの販売価格

ハンティングアニマルさん

価格は2000円で販売されています。トッケイヤモリはそんなに高いペットではありません。安いものであれば500円程度で購入することができます。ただ、あまり安すぎるのは慣れにくいとか、鱗が剥げているとか、爪が折れているとか、いろいろ問題のある個体も多いので要注意です。逆に高いものだと10万円以上の値が付いたりもします。

Particular Mutantさん

こちら、トッケイヤモリブラックパールのモルフになります。モルフが全て高額だとはいいませんが、高い傾向にあると思います。ちなみにこちらの個体は150,000円とまずまず高いです。

ハンドリングなど

すべてのトッケイヤモリにおいていえることではありません。動物って人間と同じで性格も若干差があるものです。ただ、全般的な傾向としてトッケイヤモリは狂暴です。ハンドリグを行うと噛みついてきたりするんですよね。成体のトッケイヤモリは顎の力がものすごい強いのでほぼほぼ出血します。

ですので、幼体の段階からハンドリングを行ってなつかせることがポイントになるかと思います。餌をあげる時もスキンシップをとりながら与えていくことで慣れさえていくことです。

幼体で噛みつかれたとしてもそこまで大したことはないので、徐々に徐々に警戒心を取り除いていけばよいかと思います。あとは、値段が高くなると思いますが、人になついているものをはじめから購入することですかね。