ニホンヤモリの飼育方法!餌・販売・寿命・外来種など飼い方について。

本日はニホンヤモリの飼育方法についてお話ししたいと思います。

さて、私がヤモリを初めて見たのは、東京に上京してからです。東京にいれば大体ヤモリに出会うことができるかと思います。

夏の深夜に住宅街を歩いているとマンションやアパートの壁に張り付いていることが多いです。

漢字で書くと「家守」「宮守」というように家や宮も守る神様として古くから人には親しまれています。マンションやアパートにもクモ、蛾、ゴキブリなどがうろうろしていますが、そういった害虫を食べてくれるのです。

また、人に対しては害を与えることもなく、噛みつくこともありませんし、食害などもありませんので、昔から人間からも好かれる存在で縁起物として大切に扱われてきました。

そんなニホンヤモリですけれども、ニホントカゲやカナヘビなどとはまた違い飼育してみると面白いと思います。ということで、本日はニホンヤモリについてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

ニホンヤモリとは?

ニホンヤモリ(Gekko japonicus)は、爬虫綱有鱗目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲの一種です。単にヤモリと呼ばれることもあります。

生息地

ニホンヤモリというと日本在来のヤモリのように思えますが、実はユーラシア大陸から日本に渡った外来種であると考えられているのです。生息地は中華人民共和国東部、日本(秋田県以南の本州、四国、九州、対馬)、朝鮮半島に生息します。

では、いつ日本に移入されたか?

これについてははっきりとわかっていませんが、平安時代以降だと考えられています。

ちなみに、小種名にjaponicusがありますがこれは江戸時代に来日したシーボルトが日本でニホンヤモリを発見して新種として報告しただけで実際は原産地は外国であるというのが有力説です。

また、日本の一部の都道府県では数を減らしておりレッドリストに指定されています。

形態

全長10~14㎝程度

身体の色は灰色や茶色をベースにハッキリとしない暗色の斑紋が特徴的です。白いい壁に張り付いているときは白っぽく、グレーのブロック塀に張り付いているときはグレーと体の濃淡をコントロールさせます。

身体全体には細かい鱗がありますが、背面などには大きな鱗があります。尾の付け根には2~4対のイボ状の鱗があります。トカゲなので自らしっぽを切り再生を行うこともできます。

平べったい体を活かし、狭い隙間に入り込むことができます。四肢には1つの指に対して趾下薄板という吸盤が付いているため垂直なガラスや壁にも張り付くことができます。

生息地

基本的には民家に生息します。トカゲなどとことなるのは森や林などには生息しないことです。肉食性で、昆虫、雲、ワラジムシなどを食べます。

夜行性で昼間は壁の隙間などに隠れています。敵に襲われると自ら尾っぽを切り逃げることがあります。ちなみに、切れた尾っぽは10分程度跳ねています。

もちろん、再生はしますが完全に元の状態に戻るというわけではなく若干の違和感があります。冬は冬眠を行います。

5~9月ごろになると1~3回に分けて1度に2個程度の卵を産みます。粘着質に覆われているので壁などにもくっつきます。1~2か月で卵から孵ります。

ニホンヤモリの飼育方法

水槽

ニホンヤモリはそんなに大きくなるよな生体ではありませんので大きな水槽は必要ありません。1匹飼育なら30㎝水槽でも飼えます。

余裕を持たせても60㎝水槽もあれば充分広々と飼うことができます。蓋はするようにしましょう。蓋をしないと確実に逃げられます。金網かガラス蓋をします。ガラス蓋のメリットは湿度を保てるというところ。

スチールラック

水槽を台に置きたいという場合は水槽台を購入しても良いのですが、水槽台は結構お値段がします。アクアリウムのように水を張るわけでもないのでスチールラックでも充分耐久出来ます。ただ注意点として必ず板を敷くことです。そうしないと水槽に負担がかかります。

床材

ヤモリはほかのトカゲとことなり土の中に潜らないですので、腐葉土を使用しなくても大丈夫です。

飼育している方の中には、キッチンペーパーを敷くだけの方もいますね。これだと、掃除が非常に楽なんですよね。

フンをしてもキッチンペーパーを取り換えればよいだけなので。もちろん、自然を再現したいということで腐葉土や枯葉を敷いて、植物を植えるのでも良いと思います。

あとは、フロッグソイルのようなものを敷くのもおすすめです。これなら取り出して洗えますから糞の掃除には効率的とも思えますね。

他には、石を組んで絶壁のようにしてみたり、爬虫類用のプラスチックの壁も売っているのでそれを利用するとか、ほかには、流木や鳥かごのようなものを作ってあげるとか。シェルターなど隠れる場所、登れる場所を用意しましょう。

水飲み場

水分補給しますので水飲み場を用意します。水は毎日交換します。

湿度

ニホンヤモリの飼育水槽内も70~80%程度の湿度が理想的と考えられています。ウールマットを湿らせるというのは一つの方法ではあるんですがウールマットは乾きやすいのがデメリットです。

楽に湿度をあげたいなら、腐葉土を湿らせたり、苔を植えて湿度を保たせるなどの対策をすると湿度は上がりやすくなります。どうしてもウールマットで飼育したいなら、1日1~2回程度、水槽内に霧吹きをかけて湿度を保たせるようにします。

温度

ヤモリは冬眠しますが、冬眠は十分な栄養が取れていなかったりすると死亡リスクが上がったりしますので一定以上の温度を保ち越冬を行うことをおすすめします。

パネルヒーターをサーモスタットで30度ぐらいに設定し、半分くらいを水槽の下に敷きます。暖かい場所、冷たい場所に分けておきます。上からは保温球や暖突を使い水槽全体を温めます。

必要ならホットスポットを作って全体温度で大体23~28℃ぐらいを保てばよいかと思います。

ニホンヤモリも夏に活動する生き物ですので暖かいほうが良いのです。18度を下回るとヤモリの体に負担をかけることになりますので温度管理は徹底しましょう。

販売先など

東京や沖縄など夏の夜になるとヤモリを見かけるのはそこまで珍しくはありません。特にマンションなどの集合住宅であれば比較的いることが多いです。一度野生のヤモリを探してみてはいかがでしょうか?

ポロロッカ足柄さん 〒250-0126 神奈川県南足柄市狩野127-2

手に入らない場合は爬虫類ショップで購入するのは価格も1000円程度で購入できますので良いと思います。

基本的に生餌を与えます。コオロギ、ミルワーム、デュビアなどにカルシウムなどのサプリメントを添加して与えることで栄養バランスを整えることができます。ヤモリの健康維持にもサプリメントは必須です。

掃除

1週間に1回ぐらいは掃除をしましょう。キッチンペーパーならキッチンペーパーを交換するだけなので非常にカンタンですね。

腐葉土なら糞を取り除き、上の部分だけ交換します。また、植物を植えておくことでバクテリアの分解効果も期待できるのでおすすめです。

寿命

15~20年程度です。結構長生きしますので大切に育てましょう。