カナヘビの産卵!卵の育て方!へこみや温度管理について。

本日はカナヘビの卵の育て方についてです。

カナヘビを捕まえて家に持ち帰り飼育してみます。なんだかお腹が大きくほかのカナヘビと比べると違和感がある。朝起きて様子を見ると、カナヘビが卵を産んでいというケース。

飼育している水槽に複数のカナヘビがいる。そこオス、メスがいるのであれば交配を行う場合は十分に考えられます。気が付いたら卵がある。なんてことも経験されるかと思います。

卵についての考え方は人それぞれです。そもそも卵を育てるのが大変だからあえてオスしか飼育しないとか、交尾をさせないとか、という人も多いです。ただ、生まれたものをどこかに捨てるのはあってはいけないことです。卵も命。生まれたら育てましょう。

そんなわけで、本日はカナヘビの卵の育て方についてお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

二ホンカナヘビの産卵

カナヘビの生体は春から夏にかけて交配を行います。その時に、オスがメスの頭部や腹部を噛みつきますからV字の跡ができます。V字の跡ができているカナヘビであればもしかしたら交配後のメスかもしれません。

5~9月に1回あたり1~8個の卵を年に1~6回に分けて生みます。産卵は5~8月に数回ほど行います。主に、草の根元当たりに卵を産むことが多く1回の産卵数は2~7個程度。

直径1.0㎝、短径0.6㎝程度の楕円型をしています。ニホントカゲの場合は卵を産んだらしばらく保護しますがカナヘビの場合は放置です。卵は湿った場所に産み落とされないと厳しいです。なぜなら、周囲の水分を吸収し1.5倍程度の大きさまでに膨らむ必要があるからです。そこから2か月かけてようやく5~6㎝の幼体が誕生します。

それが1年ぐらい経過すると成体になります。幼体は成体とは異なり色のあるラインがありません。出生地にもよりますが、11月ぐらいになると土の中に潜り冬を越します。

ニホンカナヘビの卵の育て方

上記にあるように、ニホンカナヘビはどういう環境で卵を育てなければならないのか?大体はご理解できたかと思います。そこで、こちらでは卵が産みおとされていることに気が付いたらどうすればいいか?対応の仕方についてお話しします。

容器を用意

プラケースでも良いので卵を入れることができる別の入れ物を用意します。床材は腐葉土にミズゴケ、もしくはキッチンペーパーなどでも良いので湿らせて置きます。卵が成長するには水分が必要になります。

卵に印をつける

本当であれば生まれた瞬間に卵を取り出すのが理想的です。なぜなら、カナヘビが卵を蹴ったり、動かしたりしてしまう可能性があるからです。卵に気が付いたら上がどっちか?印をつけておきます。印をつけた卵を用意した別容器に入れます。

温度管理

平均気温が23~29℃をキープします。この範囲内で1度上がるごとに3日孵化が早くなるといわれています。卵を産む時期が夏ごろなので比較的気温も暖かいでしょう。ただ、この範囲内をキープできないならパネルヒーターなどを使用して温度管理を行います。

日々のメンテナンス

自然かであれば土壌が湿っていることが重要になりますのでキッチンペーパーや腐葉土、ミズゴケなどは常に湿らせておくことがポイントです。

湿度を保つため、霧吹きをかけたり、乾燥しないように床材に水分を与えます。だからといってびしょびしょにはさせない。そうすると逆に死ぬ可能性があります。乾燥にもよわく、水浸しにも弱い。

床材はあくまでも湿らせる程度に。乾燥しないようにするのが日々のメンテナンスになります。

孵化

卵がうまく成長すれば1.5倍ぐらいになります。二か月ぐらいすると、卵に亀裂が入り、泡が出ます。そして赤ちゃんが生まれれば成功です。

へこんだ卵って?

カナヘビが卵を産みますが、中には凹んでいる卵が産まれることがあります。これって何なのでしょうか?

へこんだ卵は無精卵?とは限らないのです。トカゲの卵は水分を吸って膨らみます。凹んでいる卵を見つけたら水分を与えてみましょう。するとふっくらするかもしれません。

もし、無精卵なら10日ぐらいすると黒ずんでいきます。ここで有精卵なのか無精卵か判断しますのでまずはいずれにしろ10日間は育てましょう。