クサガメはなつく!飼育・寿命・餌・水槽・大きさ・冬眠など飼い方について解説します。

古くから日本のペットとして飼育されてきた動物といえばどんなものを想像されますか?犬、猫、亀、金魚、この辺りは昔から飼育していた家庭も多かったと思います。

ちなみに私もクサガメは飼育したことがあります。クサガメは非常に飼育しやすくて、人にすぐなつくのでこれから亀を飼育してみたいという人にはおすすの一種でもあります。

また後程詳しく説明しますが、餌付けができるようになると手で手で餌を与えても食いついてくれます。ただ、失敗すると指をかまれたりもします。牙のある亀ではないので咬まれても大丈夫ではありますが成体は顎の力も結構強いので痛いです。

なので、手渡しは気を付ける。もしくは爬虫類用のピンセットで餌を与えるのが一番いいかなと思いましたね。ただ、飼い主が来ると餌をねだってくるあの姿は犬や猫のようでかわいい感じがしますね。

さて、本日はそんなクサガメの生態から飼育方法までお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

クサガメとは?

クサガメとは、草亀、臭亀、学名(Mauremys reevesii)といいます。爬虫類/亀目/イシガメ科/イシガメ属に分類されます。別名にリーブスクサガメ、キンセンガメと呼び名があります。幼生の段階ではゼニガメとも呼ばれています。

生息地

中国(東部から南東部にかけて、香港、)、朝鮮半島が原産地であり、幕末に日本へ輸入。日本(北海道南西部、本州、四国、九州、佐渡島、淡路島、壱岐、隠岐、対馬、五島列島、奄美大島、沖縄島、久米島、諏訪之瀬島など)、台湾に生息。

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2019年4月21日

形態

大きさは、最大甲長30㎝程度。オスよりもメスのほうが大きいです。オスの最大は20㎝程度。測定があやふやな可能性はあるものの日本では21㎝がオスの最大らしいです。

一方で、原産地の中国の最大はオスの甲長14.6㎝、メスの甲長23.6㎝となります。甲羅はやや丸まっており、上から眺めると角ばった楕円形の甲羅をしています。

色は、黒、暗褐色、灰褐色、褐色です。亀の腹側の甲羅の首のあたりを喉甲板から左右の肛甲板に亀裂はありません。背甲(背中の甲羅)と腹甲(腹側の甲羅)の継ぎ目や腹甲の色は暗褐色をしております。

第1肋甲板と第2肋甲板の継ぎ目(シーム)周辺は灰褐色、黄褐色、薄緑色、 第十二縁甲板は別れております。

頭部は大きいです。大型個体のメスは頭部が巨大化するものもいます。口は若干突き出ていますが、上顎の先端は突き出たり凹むことはないです。咬合面の面積は広いですが、稜(そば)はない、突き出ていることもありません。

イメージ的には鼻は尖っていますが、鼻から顎まで斜面を描いている感じですね。細かい鱗で覆われている後頭部、暗褐色、濃灰褐色の頭部、ベースは褐色、黒色でそこに斑紋、斑点があるのが特徴的です。

若い個体の中には甲羅に黄色い筋が入っているものもいますが別名キンセンガメと呼ばれて、クサガメとは別で販売されていることもあります。ただ、オスも成長するとからだが黒色となり斑紋も消えていきます。メスも黒色になりますが完全に斑紋が消えることはありません。

生態

河川、潟、湖畔、沼、湿地、水田など流れが緩やかな水場に生息します。基本的に昼行性の動物ですが、個体によっては夏などは夜行性、薄明薄暮性(明け方に活動)する。

日光浴を好むので水場だけではなく石の上などで甲羅を乾かしているシーンも度々見受けることができます。

雑食動物で、小魚、甲殻類、貝類、小型両生類、小型爬虫類など食べます。

6~8月が繁殖期です。1回14個程度生む卵を1~3回に分けで生みます。卵は2か月で孵化し、ほとんどはそのまま地中に潜り翌年の春に土から出てきます。

交配に関しては、オスがメスの口、頭部に前肢を触れて求愛を行います。メスがオスを受け入れたらメスは動きを止め交配を行います。

クサガメの飼育方法

飼育方法

飼育環境は色々なのがあるのでこれが正解だとはいえません。水槽で飼育する場合、大きな池で飼育する場合、プラ舟で飼育する場合、いろいろな方法がありますのでその辺は自分の生活環境に合わせて選べばよいと思います。また、人にすぐなつくようになるので非常に飼育しやすいです。

水槽サイズ

最低でも60㎝水槽があればいいと思います。私が小学生のころはガラス60㎝水槽でクサガメを3匹飼育していたことがありました。ただし、水槽はあくまでも家という概念でしたね。基本的に毎日外に出して散歩をさせてました。マンションやアパートで飼育するなら部屋なら60㎝水槽か衣装ケース。ベランダならプラ舟で広々と飼育するのもいいと思います。

飼育環境

これは色々なやり方があります。フロッグソイル、川砂を敷き、洗面器で水場を作り毎日水を交換するとういうやり方。このやり方のメリットは水の交換が非常に楽だという点です。あとはろ過装置を使用しないので経済的というところですかね。

もう一つは、水槽に水を張って陸を作るという方法です。基本的には水の中で生活させて、休憩時に陸で休むというような感じですね。ろ過装置なども必要になってきますが亀が泳いでいる姿を見たいならこのやりかたでもいいですが、それであればニオイガメなどほぼ水棲の亀を飼育したほうがいいと思います。

基本は、水場と陸地を用意するということがポイント。水ははある程度泳ぐことができるもしくは亀がしっかりと入ることができる程度。陸地は亀が休むことができる程度にします。その環境が作れればクサガメは飼育できるかと思います。

そして、注意点は亀が水槽や水舟から出ないようにするということです。水を張っているなら蓋をしっかりと忘れないこと。水を張らないなら亀が立っても手が届かないような高さにしておくことですね。実際に逃げるという事例もあるので気を付けてください。

日光浴

田舎暮らしで庭が広いお宅にお住まいならば晴れた日に10分程度亀を散歩させればよいと思います。マンションで飼育しているならベランダなら日光が入ってきますので

しかし、ベランダでの飼育をしていない場合、日光浴ができないケースもあります。そういう場合は気持ち程度になりますが紫外線灯などを使用しましょう。賛否両論ありますが私なら一応使います。

餌ははじめのうちはなかなかなついてはくれないので、動く生餌なんかを与えてみましょう。金魚やメダカでいいと思います。それを食べるようになったら次は人工飼料を与えましょう。基本的には人工飼料をおススメします。やはり栄養バランスが考えられて作られているので。また頻度ですが毎日二回、亀の頭ぐらい与えると良いと思います。

冬眠について

寒くなると亀は食欲が落ちてくるのでそれを感じたら川砂やフロッグソイルを敷いている上から腐葉土と枯葉を入れます。すると、土の中に潜り始めます。そしたら、日々のメンテナンスとしては霧吹きをかけて湿度だけは保つことです。

そして、春まで待ちます。気温が上がってくれば勝手に土の中から出てきますので基本何もしないでください。ここで自分の都合で亀を起こす行為は突然死のリスクを高めるのでやめましょう。冬眠失敗で死ぬというのと同じことです。

逆に、冬眠が不安ならばあえて冬眠させないという方法もあります。パネルヒーター、保温球、サーモスタットを使用し、23度以上にしておけば冬は越せますし、食欲も落ちないです。上の動画のような感じであればパネルヒーターはなし、熱帯魚用のヒーターと保温球もしくは暖突を使用しましょう。自然の法則から反するかもしれませんがコレが一番死ぬリスクは低いかと思います。

寿命

クサガメは30年程度は生きるので、犬や猫よりも長く付き合うことになります。なかなかここまで長生きさせるのは難しいかもしれませんが、10年程度は現実的なので大事に育てましょう。どうせなら30年飼育を目指しましょう。