ニホントカゲの飼育!餌・販売・値段・幼体・寿命など飼い方について。

本日はニホントカゲの飼育方法についてです。

ニホントカゲといえば、カナヘビと同様に私たちの身近によくいるトカゲではないでしょうか。ちなみに、私の新潟の実家にはとある山があるんですが、登山をして岩山に上ると大体ニホントカゲに出会うことができます。

五合目に眺めの良い岩地があり、頂上まで登れない人がそこでお弁当を食べるんですが、そこにニホントカゲも集まっているんですね。最近はわからないですが大体そこで出会うことができます。

もちろん、そんな岩山に上らなくても、カナヘビと一緒で草むらを探せば見つかるとは思いますよ。

Youtubeの動画とか観ていてもニホントカゲを飼育している方って結構いらっしゃるんですよね。何ですかね。やっぱり綺麗ですし、人にもなつきやすくかわいいんですよ。

野生下のものを捕まえて飼育しようとすると、うまくいけば餌に食いつきそのまま飼えますが、失敗すると餌を食べずに死んでしまうというケースもあるので餌付けは運もあり難しいとは思いますが充分飼育する価値はありますね。

さて、今日はそんなニホントカゲの飼育法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

ニホントカゲとは?

ニホントカゲ(Plestiodon japonicus)は、爬虫綱有鱗目トカゲ科トカゲ属に分類されるトカゲです。

近畿をはじめ、本州西部から大隅諸島など日本西部中心に生息します。東日本やロシアに生息する似たようなトカゲがいますがこれは姉妹種のヒガシニホントカゲです。

さらに、伊豆半島から伊豆諸島にはオカダトカゲが生息します。この3種類は一見すると非常に似ているため同じものだと思われていまたが分子系統解析を行ったところ異なるものだと判明しました。種小名japonicusは「日本の」の意味です。

生息地

在来種個体群は日本(本州西部、四国、九州、大隅諸島)が生息地。模式標本は長崎県

厳密に言えば、若狭湾から琵琶湖にかけて三重県内で中央構造線沿いに西側へ向かい和歌山県に抜けるラインよりも西側になります。

外来個体群は八丈島(伊豆諸島)九州からの移入個体が住み着いています。

八丈島は九州方面から移入個体群が住み着いており、オカダトカゲとの交配や生存競争などが悩みの種です。

形態

全長15~27cm

胴体の真ん中から斜めに列を作る背中の鱗の数(体列鱗数)は26枚。幼体の段階は体の色が黒、暗褐色であり5本の明色のラインが走ります。青色の尾っぽは特徴的です。成体のオスは茶色の太いラインが入ります。

繁殖期になるとオスは側頭部から喉、腹部にかけて赤く変色します。一方、メスは幼体の体色を残した状態で成長することが多いです。

生態

日光の良い草原や産地の斜面に生息します。特に、小石の多い場所、墓場、石垣、岩地など隠れ家の多い場所を住処にします。冬になると日光が多い斜面の岩場、石垣、土の中などに冬眠します。

動物食のトカゲで、昆虫、クモ、甲殻類、ミミズなどを捕食します。また、生物の死骸や果実にも食いつくことがあります。

繁殖期になるとオス同時は争います。お互いの頭を突き出し、交互に噛みつきあいます。これは人間でいうお祭りのようなもので相手のオスを殺傷する目的は有りません。互いの強さやサイズなどを計測しています。

4~5月に交配を行います。5~6月になると石や木の下に一度に5~16個程度の卵を産みます。メスは孵化するまで卵を保護します。オスは生まれてから2年、メスは2~3年経て成熟します。

ニホントカゲの飼育方法

水槽

ニホントカゲは大きくても27㎝程度なのでそこまで大きな水槽は必要はありません。飼育するにもよりますが、45㎝~60㎝サイズの水槽があればよいかと思います。

床材

ニホントカゲは土の中に潜る性質がありますので、潜りやすい腐葉土などが良いかと思います。動画のようにマットを敷いてその上から爬虫類用の腐葉土、枯葉を敷くというやり方で良いかと思います。

床材のほかに、石や植物、シェルターで隠れ家を作ってげることでニホントカゲがストレスなく生活できる環境を作ることができます。

湿度

ニホントカゲは日本に生息するトカゲになりますのでそこまで気を遣う必要もないです。ただ、梅雨などは良いのですが、冬など乾燥が酷い時期もありますので、目安としては50~60%の湿度を保ちます。

水槽内に霧吹きをかけるなどして対策をとります。必要であれば時期によって加湿器や除湿剤を使う良いです。

また、水苔を植えて水分を保持させておくことで多少湿度をあげることもできるのでこの辺は工夫次第でいろいろできます。

温度

冬眠をさせるかさせないかという話にもなってくるのですが、個人的には冬眠はさせないやり方をおすすめします。なぜなら、冬眠させても栄養が足りていなかったり、失敗することで死亡するリスクが上がるからです。それであれば、常に20~25℃程度の温度を保ち冬眠せずに越冬をします。

水槽の下にパネルヒーターを半分程度敷きます。パネルヒーターは地面を温めます。30℃ぐらいに設定しておきます。

その他、上から保温球や暖突を使い全体を温め、必要であればバスキングライトなどでホットスポットも作ります。

植物を植えているのであればライトが必要ですし、トカゲのためにも紫外線灯や必要であれば殺菌灯なども設置してあげましょう。

水飲み場

水を飲むので爬虫類用の水飲み場を設置し水を入れておきます。水は毎日交換します。

捕まえる?販売先は?

野生のニホントカゲであれば、5~8月ぐらいに草むらや岩場、墓場へいけば見つけられる可能性もあります。幼体とかだと結構簡単に捕まえられたりしますので良いと思います。

しかし、野生のニホントカゲを飼育するとなつきにくい、餌付け失敗とかいろいろと問題点もあります。ですので、購入するのが良いのではないかと思います。

11㎝のニホントカゲは500円で販売されています。ただ、爬虫類になりますので通信販売はできません。そのため、もしお近くのショップになければ捕まえるほうが良いのかと思います。

寿命

10年~20年と意外と寿命が長いです。餌を与えすぎないなど温度管理、湿度管理を徹底することで寿命も長くなると思います。

コオロギ、餌用蚕、ミルワーム、デュビアなど与えればよいです。生餌を与える際もサプリメントを添加して与えると良いです。うまく慣れさせると人工飼料も食べてくれます。なつくようになると手に乗ってくれますのでかわいいです。

掃除

植物を植えて糞や尿を分解させるという考え方も良いのですが、さすがに掃除をする必要はないということにはなりません。週に一度ぐらい水槽の中で糞がないか確認し、糞があるならそれを取り除く。ほかには土の表面を多少取り除くことで落ちているフンや尿を除去することができます。