ボールパイソンの飼育方法!寿命・餌・大きさ・床材・シェルターなど。

本日はボールパイソンの飼育方法についてお話ししたいと思います。

ボールパイソンといえば、ペットの蛇の代表格で非常に人気の蛇なのではないかなと思います。それに、テレビ、映画などのメディアでもボールパイソンは数多く取り上げられています。

例えば、最近であれば金曜ドラマ『インハンド』の中でボールパイソンのバナナスパイダーが登場します。出演者の菜々緒さんがインスタグラムで体にボールパイソンを巻き付けてましたね。

ワンピースに登場するハンコックみたいだと話題になっていましたが、このように有名人が爬虫類をドンドン宣伝してくれることで飼育者も多くなってくるので良い流れだと思いました。

少し前なんて蛇を飼育する奴なんて変人扱いされたものですが、最近は蛇好きな女性も多くなり社会から受け入れられていますからね。犬猫と大差がなくなるように爬虫類ももっともっと広まってほしいと思います。

さて、そんなわけで本日はボールパイソンの飼育方法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

ボールパイソンとは?

ボールパイソンとは、ボールニシキヘビ(学名:Python regius)のことです。ニシキヘビ科(ボア科とする説もあり)ニシキヘビ属に分類されるヘビです。他には、ロイヤルパイソンなどとも呼ばれています。

生息地

ウガンダ西部、ガーナ、カメルーン北部、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、シエラレオネ、セネガル、スーダン南部、チャド南部、中央アフリカ共和国、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール南部、ブルキナファソ、ベナン、マリ共和国南部、リベリア

形態

全長 100~150㎝

最大全長 200㎝

胴体背面の斜めに列になった鱗の数(体鱗列数)は53~63枚程度。総排出口までの腹面にある幅の広い鱗の数(腹板数)は191~207枚程度、総排出口から後部の鱗の数(尾下板数)は28~47枚程度。

上唇を被う鱗(上唇板)は10-12枚で、5-6枚目の上唇板が眼下部にあり眼と接することもあります。

赤外線感知器官(ピット器官)は4~5枚目の上唇板まである。胴体は太い。体色は黒や濃褐色で、褐色の斑紋が入ります。体色は黒や濃褐色で、褐色の斑紋が入ります。種小名regiusは「華麗な、すばらしい」の意。

生態

草原やサバンナ、開けた森林、農耕地の周辺などに生息する夜行性の蛇です。

頭部を中に入れボールのように丸くなる防御行動を行います。これが和名や英名の由来になっています。

食性は動物食で、主に地表棲の小型哺乳類などを食べます。

繁殖形態は卵生。主に11-翌2月に交尾を行います。。1回に2~8個の卵を産みます。卵は25~28℃の環境下で3か月、30℃以上の環境下では2か月で孵化します。

生後3年(全長90センチメートル)で性成熟します。

ボールパイソンの飼育方法

ケージ

幼体の段階であれば大きなケージはいりません。ただ、成体ならある程度の広さは必要になるでしょう。目安としては蛇がとぐろを巻いたときの4倍ぐらいの飼育スペースが理想といわれています。そのため、ボールパイソンなら90㎝規格以上のケージが必要になります。

通常はガラスの扉がついている爬虫類専用のケージを使用しますが、衣装ケースでも大きいものなら100㎝ぐらいのものありますので、ケージ代を抑えたいなら衣装ケースを改造するのはありだと思います。

床材

床材は、ココナッツマット、ウールナッツサンド、腐葉土、デザートサンド、ペットシーツ、人工芝などいろいろあります。どれが一番良くて、どれが一番悪いなどは有りません。それぞれ一長一短ありますので自分が使いやすさなどを考慮して選びましょう。

例えば、ココナッツマット、ウールナッツサンド、腐葉土、デザートサンドの場合は自然界にあるもので、ボールパイソンが落ち着きやすとか、ストレスを軽減させる効果が期待できるというメリットは大きいです。

ただ、デメリットは糞や尿など排せつ物の掃除が少し大変なところと、虫が湧くという点ではちょっと嫌がる人もいますね。

一方で、ペットシーツや人工芝の場合は、落ち着けないということもありませんが、人工的なものなので自然界のものと比べるとその効果は劣るのではないかと思います。

メリットは、虫が沸かないのと、掃除が非常にカンタンです。毎回ペットシーツを取り換えればよいだけですし、人工芝なら洗うだけです。

シェルター

シェルターはボールパイソンが隠れることができるので置いておくべきです。また、ボールパイソンが脱皮を行う際にシェルターに体をこすりつけるという意味でも必要なものです。他には、流木や石などもおすすめです。

ボールパイソンの場合は必須ではありませんが、登り木を入れる人もいます。これを入れることで木に絡みついて休むことができるのでスペース的に入れることができるなら入れましょう。

太い木がないのであれば、ツッパリ棒2本設置して代用することもできます。

保温設備

温度 28~32℃

ボールパイソンはアフリカに生息するヘビなので、保温設備はしっかりとしなければいけません。必要なのは、パネルヒーター、保温球もしくは暖突、必要ならバスキングライト、紫外線灯は準備しましょう。

パネルヒーターはケージの下に3分の1ぐらい敷いて暖かいところと冷たいところを分けておきます。設定温度は35~40度ぐらいで良いかと思います。

保温球か暖突でケージ内全体を温めます。高温地帯に生息する動物ではありますがそこまで高い温度が必要か?というとそうでもないのでバスキングライトはあってもなくてもよいです。

ケージ内温度も高すぎるのは問題なので、28~32℃ぐらいに設定することができればよいかなと思います。

紫外線灯に関しては、日光浴させることができないなら使うべきですが、毎日ケージ内に日光が入ってくる。朝、ケージから出して室内に入ってくる日光を浴びさせるようなことができているならそこまで必要ないかなと思います。

湿度

ボールパイソンの湿度は40~60%程度なのでそこまで多湿にする必要はありません。日本の平均湿度で飼育することができます。ただ、冬場など乾燥しやすい時期であれば加湿器を使用して適正な湿度に保ちます。

逆に、梅雨など湿度が高くなる時期は除湿器や除湿剤を使用して湿度をコントロールします。湿度が高すぎると細菌が増えるためあまりよくはありませんし、乾燥しすぎると脱皮不全になりやすくなります。

丈夫で飼育しやすいとはいえこういった細かい気遣いは重要です。

ボールパイソンの餌は基本的にはネズミを与えます。肉食爬虫類用に販売されているマウスやラットです。子供のころは小さなマウスを与えます。成長につれてファジー、ホッパー、アダルトとサイズを大きくしていきます。

餌の頻度は子供のころは週に1度、大人になれば2週間に1度ぐらいでも良いです。その理由は蛇は比較的大きな獲物も飲み込んでしまいます。

例えば、アオダイショウがマムシを飲み込むように…

しかし、獲物を飲み込んだ後はじっくりと消化しますので食べ過ぎると消化不良を起こします。そのため、蛇の場合はとくにそんなに餌を与える必要がないのです。

水入れ

ボールパイソンが水を飲めるように水入れを用意しておきます。また、水入れに少し体を入れたりすることもあります。脱皮をしやすくするように体を濡らすのだと思います。そのため少し大きめの水入れを用意しておくと良いかと思います。

寿命

ボールパイソンは寿命が長く30年以上生きる個体もいるといわれています。平均すると15~20年ぐらいです。長く生きてもらいたいなら上手に飼育することだと思います。

例えば、餌を与えすぎると寿命は縮みます。どんな生き物でもそうです。人間だって食べ過ぎよりも腹八分目のほうが健康に生きられます。それと同じなのです。

他には、温度管理、湿度管理、衛生面ですね。丈夫な蛇だとはいえ、こういったところをおろそかにすると病気になる可能性もあるので気を使って挙げることはポイントになります。