ツチガエルの飼育方法!餌や寿命は?オタマジャクシや鳴き声について。

さて、日本に生息しているカエルといえばどんなものをご想像されますか?やはり多くはアマガエルでしょうか?アマガエルは非常に小さいカエルですが本当にどこにでもいますからね。

あとは、トノサマガエルやウシガエルは比較的見受けることができるのではないかと思います。渓流に行けば、ヒキガエルやカジカガエルというものも結構見つけることができるのではないかと思います。

そんな中で、ツチガエルというカエルを聞いたことはありませんか?見た目はヒキガエルに似ているけれども、サイズは小さく、イボが目立ちちょっとグロテスクな感じがします。

もう少し突っ込むと、ヌマガエルに非常にそっくりなカエルでもあります。兵庫県では準絶滅危惧種に指定されているようで、最近は数も減らしているみたいですね。

今日はそんなツチガエルの飼育方法やオタマジャクシについてお話ししてみたいと思います。

ツチガエルとは?

 

ツチガエルとは、アカガエル科のカエルです。日本では水田や沼地などの水辺で見受けられますが、その見た目が気持ち悪いと思われ一部ではクソガエルなどともい呼ばれています。

生息地

日本では北海道西側から九州地方まで広く生息しています。しかし、南国諸島や対馬に生息していません。それ以外の国では中国や朝鮮半島にかけて生息します。

ところが、本来、北海道にはいるはずがないカエルなので外来種です。1985年に札幌市南区藤の沢で発見されたのが初めてです。それから、長沼町、滝川市でも見つけられました。

しかし、つい最近までこのツチガエルが在来種なのか?外来種なのかは不明でしたが、1970~1980年代にかけて欧州、中国、台湾などから輸入されたときに混雑したのがきっかけです。

形態

体長3~5㎝程度の小型のカエルです。寿命は6年程度。また、ほかのカエルはメスのほうが大きい傾向にあるのに対してツチガエルはオスのほうが大きいです。背中には灰色、黒色のまだら模様です。

背中の中央部に白い筋が入っている個体も存在します。また、方言ではいぼガエルなどとも呼ばれていますが、これは背中に大きさがまばらないぼのようなものがたくさんあるためです。

冒頭でもヌマガエルに似ているとお話ししましたが、見分ける方法としては、ツチガエルは少しキツイ匂がします。さらにはいぼが比較的大きく、腹側は白くなくまばら模様をしています。

生態

淡水であれば広く生息します。例えば、水田、沼地、池、渓流、河川、湿地であれば比較的見受けることができます。また、水陸両生ですが、水辺が好きですぐに水に入れる場所を生活圏としますので森や林などでは見られません。

ヌマガエルと同様に自分よりも小さな虫を主な餌としています。

オタマジャクシ

5月~9月と比較的長めの繁殖期です。ほかのカエルと同様にオスが鳴くことでメスを誘い出します。アマガエルやヌマガエルと比べると低温でゲロゲロというよりかは、ギューというような鳴き声です。

卵は数十個程度の卵塊でほかのカエルと比べると少ないですね。また、ほかのカエルであれば秋までにオタマジャクシがカエルになることがほとんどです。それに対してツチガエルの遅く生まれたオタマジャクシは越冬することがあります。

越冬した幼生は生態よりも大きく、全長が8㎝程度とオタマジャクシの中でもかなり大型の部類になります。1900年代までは日本全国で良く見受けられたようですが、水を抜く乾田が増えたためオタマジャクシが生活できなくなったため水田では見られなくなりました。

ツチガエルの飼育方法

ツチガエルの採集方法

沼地、小川など地域によってはツチガエルを見つけるのは珍しくはないと思いますので、ツチガエルがいるようであれば網で捕まえるれば良いでしょう。また、カエルがいるならばオタマジャクシもいるので幼生の段階から飼育したいならオタマジャクシを捕まえましょう。

逆に地域によっては全然いないという場合もあります。探しても探してもアマガエル、トノサマガエル、ウシガエルしかいない。そういう方はヤフオクを利用されると良いと思います。日本にいる生物を捕獲して出品されている方がいますのでツチガエルも格安で落札することができます。

水槽

ツチガエルは大型のカエルではありませんので、水槽の大きさもそこまで大きくなくても大丈夫です。30㎝水槽以上あれば十分かと思います。

飼育環境

水を好むカエルですので、アクアテラリウムのように陸地と水場を作ってあげればよいと思います。フロッグソイルを敷いて、タッパーで水場を作る人もいれば、ブロックなどを敷いて本格的に水場を作る人もいます。この辺は自分の好きなようにやればよいかと思います。ただ、シェルターや植物などを植えて隠れ家を作ることでカエルのストレスを下げることができます。

餌は自分よりも小さな虫やミミズですね。ペットショップで小型のコオロギやアカムシなどを与えつつ、人工飼料に慣れさせると最終的には非常に楽です。また、そのほうが栄養バランスが整っているので健康的なのです。

掃除

カエル全般に言えることですがフンをしますので、掃除は必須です。フンをしたらすぐにとるのがベストですが、最低でも1週間に1回は床砂に落ちているフンをすべて取り除きましょう。そのためフロッグソイルなどを使用すれば砂を取り出して洗えば簡単なのでおすすめです。

越冬

秋ごろになってきたら腐葉土を入と枯葉を入れてあげましょう。食欲が次第になくなり土に潜り始めます。すると冬眠しますので春まで待ちます。冬眠の注意点ですが絶対に途中で起こしたりしてはいけません。

自ら起きるのでそのままにしておきましょう。それで起きなかったら冬眠失敗です。逆に起こした場合はどうなるかというと突然死する可能性があります。

もし、冬眠を失敗したくないならパネルヒーターや室内温度を上げるもしくは暖突や保温球を使用して越冬しましょう。そうすれば確実なのでどちらかといえば冬眠させないのが個人的にはおすすめです。