モリアオガエルは天然記念物でも飼育できる!販売・寿命・餌など。

本日はモリアオガエルの飼育方法についてお話ししたいと思います。

モリアオガエルといえば、僕も子供のころになじみのあったカエルです。僕の実家は平地なのですが、10~20分ぐらい車を走らせると山の近辺に行くことができます。

そんなこともあり、山地のほうへ生き物を捕まえに行くことが多かったんですが、その時にモリアオガエルの卵やモリアオガエルを何度か見かけたことがありました。

モリアオガエルの巣は樹木の枝葉にたくさんの白い綿のようなものを密集させて作ります。そこからオタマジャクシを下に垂らします。なので、木下には水があることが多いですね。

モリアオガエルの成体はアマガエルにそっくりなのですが、まだら模様が特徴的で少し体も大きいです。アマガエルを少し太らせたような感じですよね。そんなモリアオガエル。

モリアオガエルは天然記念物なんです。

であれば、捕獲してはいけないだろう?という疑問が残りますが、実は天然記念物というのも地域限定で、

福島県双葉郡川内村平伏沼(へぶすぬま)の繁殖地、また岩手県八幡平市の大揚沼モリアオガエルおよびその繁殖地が国指定の天然記念物と指定されています。しかし、レッドリストであるのは変わりはありません。

ただ、飼育することもできますし、繁殖して販売しているブリーダーもいます。そこで、今回はモリアオガエルの飼育方法についてお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

モリアオガエルとは?

モリアオガエル(森青蛙、学名:Rhacophorus arboreus)は、両生綱無尾目アオガエル科アオガエル属に分類されるカエル。

分布

日本の固有種で、本州と佐渡島に分布する。ただし、神奈川県と千葉県では人為的に移入された疑いがある。また、四国と九州の分布ははっきりしていない。離島については、1970年頃から伊豆大島に外来種として移入分布している

分類

学名は「樹上棲の、ボロをまとったもの」という意味。

発見当初はシュレーゲルアオガエルの2つの変種、モリアオガエル(var. arborea)とキタアオガエル(var. intermedia)として記載された。後に分類を検討し直した結果、両者ともに亜種に昇格となり、キタアオガエルはモリアオガエルに含まれることになった。さらに交配実験などにより、モリアオガエルはシュレーゲルアオガエルとは独立の別種であることが判明した

形態

体長はオスが42-62mm、メスが59-82mmほどで、メスの方が大きい。オスは咽頭下に単一の鳴嚢をもち、これを膨らませて鳴く。

指先には丸い吸盤があり、木の上での生活に適応している。第3指が最も長く、吸盤も大きい。指の間には水かきが発達する。体色は個体差が大きく、全身が緑色を呈する個体もいれば、地方個体群によっては全身に褐色の斑紋が出る個体もいる。また、体表にはつやがなく、目の虹彩が赤褐色なのも特徴である。

ニホンアマガエルやシュレーゲルアオガエルと似ているが、モリアオガエルはより大型になる。また、ニホンアマガエルとは目から耳にかけて黒い帯模様がないこと、シュレーゲルアオガエルとは虹彩が赤っぽいことで区別できる。

一つの卵の大きさは2.6mmほどであるが、幼生(オタマジャクシ)は全長51mmまで成長し、尾は細くてやや長い。オタマジャクシは両目の間隔が広い。変態したばがりの時期の体長は15-22mm程度である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/モリアオガエル

モリアオガエルの飼育方法

飼育ケージ

モリアオガエルはそこまで大きくなるカエルではありません。全長4~5㎝程度にしか成長しないカエルですので、ケージもプラケースや小さな水槽で飼育することができます。カブトムシなどを飼育するプラケースでも全然良いとも思いますし、水槽なら30㎝規格のものでも構いません。

ケージを置く場所ですが、スチールラックに板を敷いておくと良いと思います。もちろん、スチールラックではなくてもよいですが、あえて水槽用の高価な台を用意する必要はありません。

大量に水を入れないので普通の棚や台でも充分耐久出来るはずです。

販売価格

ヤフオクでも販売されています。野生採集のものなので寄生虫の心配はありますが、基本的に採集したものが多いです。販売価格は3000円程度。数が減っているので価格も高騰しますね。

床材

基本的にテラリウムになりますね。床材は様々です。ペットシーツを湿らせて置いておくのでも良いですし、人工芝でもよいです。これら人工の床材のメリットは交換やら掃除が非常に楽であるというところです。

ペットシーツは汚れたら交換すればよいだけですし、人工芝なら取り出して洗って再度設置すればよいだけなので。

他におすすめなものといえば、ツメガエルなどを飼育するときに使用するフロッグソイルなどですかね。こういったものを使用しておけば間違いないと思います。

シェルター

モリアオガエルが隠れることができるシェルターや登れるような場所を作っておくと良いです。単純に登り木を入れておくのでも良いのですが、水槽のサイドに段差のようなものを設置してあげるのでも良いです。とにかく登って休められる環境があればよいです。

水入れ

タッパーなどでも良いので水入れを作ってあげましょう。モリアオガエルがそこに入って体を濡らしたり水を飲んだりします。水は毎日交換することをおすすめします。

温度

モリアオガエルは日本に生息するカエルなので海外のカエルのように温度管理を徹底する必要があるかというと基本的には日本の気候で大丈夫です。理想的な温度は20~25℃をキープするとよいです。夏場は温度が上がりすぎるのでその際はクーラーや冷却ファンを使用して対策します。

一方で冬場は冬眠させる方法もありますが失敗すると死亡してしまいますので、できれば冬場はパネルヒーターで床材の辺りを暖かくして過ごします。必要なら弱めの保温球があると良いかもしれません。

とりあえず、ケージ内の温度を20~25℃の範囲でキープすることで冬も超すことができます。

湿度

モリアオガエルは湿地に生息します。そのため、ケージ内の湿度を徹底して高める必要があります。70~90%程度の湿度が良いかと思います。梅雨とかはそこまで気にする必要はありませんが、それ以外の季節や乾季は要注意です。

水槽内にミズゴケを植えて、床砂も水で湿らせておく、霧吹きを毎日吹きかけるなどの対策をします。必要なら加湿器を使用すると良いかと思います。

餌は人工飼料にも慣れさせることができます。人工飼料は栄養バランスがとれているので、これに慣らすのはおすすめです。ほかには、小型コオロギ、小型ミルワーム、レッドローチにカルシウムパウダーを振りかけて与えるとよおです。

餌の与えすぎは良い事ではありませんので、成体の場合は1週間に1~2回、お腹が膨れる程度の量を与えます。オタマジャクシの場合は毎日1~2回程度与えます。

寿命

飼育下であれば10年以上生きるカエルです。非常に長生きなので大切に飼育しましょう。