ミドリガメ/アカミミガメの飼育!水槽・寿命・餌・冬眠など。

本日はミドリガメことアカミミガメの飼育方法についてお話ししたいと思います。

まず、アカミミガメについてですが、小さいときは緑色をしたかわいいカメです。これが成長したものがアカミミガメというものになります。昔はお祭りの出店で気軽に購入することができました。

ただ、井之頭公園の池も話題にはなりましたが、ミドリガメやアカミミガメが飼いきれずその辺の川や池に逃がしてしまう人が増えたんですよね。その影響もあり日本では全国各地の河川や沼地に生息するようになりました。

しかも、もともと日本にいないはずのカメ。それが、野生化して増えすぎてしまったことが問題になっています。日本にもともといる生物を食べてしまうので厳しいわけです。

そのため、2014年には日本への輸入が禁止されました。結果、販売しているショップは現在では非常に少ないです。

2020年に法律が改正されてアカミミガメが特定外来生物に指定され飼育することができなくなるようです。もちろん、今飼育されている人は許可申請すればそのまま飼育することはできます。この場合大半が申請が降ります。

そんな、アカミミガメですが、法律が変わると厄介なのでもし真剣に飼育したいと思うなら今のうちにぜひ手にしておくと良いかと思います。ということで、本日はアカミミガメの飼育方法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

アカミミガメとは?

アカミミガメ (Trachemys scripta) は、爬虫綱カメ目ヌマガメ科アカミミガメ属に分類されるカメ。アカミミガメ属の模式種。別名ミドリガメ(幼体)。

分布

アメリカ合衆国(アーカンソー州、イリノイ州、インディアナ州、オクラホマ州、オハイオ州、カンザス州南東部、テキサス州、ニューメキシコ州東部、ミシガン州南部、ミシシッピ州、ミズーリ州、ルイジアナ州)、メキシコ(コアウイラ州北東部、タマウリパス州南部、ヌエボ・レオン州北部)に自然分布。

アメリカ合衆国(東部、ハワイ州)、イスラエル、イタリア、インド、インドネシア、オーストラリア、エジプト、オランダ、カナダ南部、キューバ、シンガポール、スペイン、大韓民国、中華人民共和国、日本、ベトナム、ポルトガル、マレーシア、南アフリカ共和国、メキシコ中部などに移入・定着

形態

最大甲長28センチメートル。オスよりもメスの方が大型になる。背甲はやや扁平かややドーム状に盛りあがり、上から見ると幅広い卵形。

項甲板は細長い等脚台形。第1椎甲板は縦幅と横幅が等しいか縦幅の方がわずかに長いが、第2-5椎甲板は縦幅より横幅の方が長い。椎甲板にはあまり発達しない筋状の盛りあがり(キール)があるが、老齢個体では消失する。後部縁甲板の外縁はやや鋸状に尖る。腹甲の色彩は黄色。 第十二縁甲板は分かれる。

頭部は中型。吻端はやや突出し、上顎の先端がわずかに凹む。四肢は頑丈。頭部や頸部、四肢、尾には黄色い縦縞が入る。

オスの成体は吻端がより突出し、前肢の爪が伸長し湾曲する。またオスの成体では背甲や皮膚の色彩が黒や暗褐色になり、斑紋が消失する(黒化、メラニズム)個体もいる。少なくとも亜種ミシシッピアカミミガメのメスの成体は後肢の爪が伸長する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アカミミガメ

アカミミガメ/ミドリガメの飼育方法について。

水槽

固体のサイズによって水槽の大きさは変わります。ミドリガメの段階であれば、小さいので45㎝規格の水槽でも飼育は可能です。成体のアカミミガメであれば30㎝オーバーになるので最終的には60㎝水槽でぎりぎり飼育は可能。

できればもう少し大きな容器があるとよいです。水槽なら90㎝水槽ですかね。そうでなければプラ船で飼育するのはお勧めです。これなら広々と泳がせることもできるのでマンションのベランダでの飼育も良いのではないでしょうか。

飼育環境

半水棲のカメですので陸地も必要ではありますが、ほぼアクアリウムで飼育されている方もいます。これはそれぞれの飼育者によって随分変わる部分があります。そこで一例を紹介したいと思います。

・アクアリウム

水槽に水を入れて濾過機を設置します。陸地はしっかりとしたものを作る必要はなく浮島を設置しするだけでも良いですし、レンガを段組にして登れるような環境を作ればよいです。

陸はたまに休むだけの場所でほとんどは水棲で暮らす。そんな環境を作るならアクアリウムはおすすめです。亀用のフィルターもありますが、個人的には上部フィルターか外部フィルターがおすすめです。カメは水を汚すのである程度強力な濾過機があると水換えの頻度が週一で済むので楽です。

・アクアテラリウム

アクアテラリウムは陸地と水場を作る飼育方法になります。簡単な方法は、陸地を坂にして水場を平面にします。水場に水を入れた洗面器を埋めておくと水が汚れたら交換するだけなので非常に楽。その代わり、水の交換は毎日行う必要があります。

レイアウトにこだわるなら、植物、苔類、流木を入れて隠れ家を作り、ろ過で水を循環させるなどするのも良いでしょう。

アクアリウムと比べると、難しいと思うのが掃除と陸地の温度管理ですね。陸地も広くなる分、冬場に冬眠させないなら保温球などを使って温度管理を行う必要があります。

・プラ船飼育

プラ舟での飼育は非常にカンタンでカメを広々と泳がせることもできるのでよいと思います。また、ベランダなどに置けば日光も当てることができるので紫外線灯も必要ありません。こちらもアクアリウムと同様にろ過と陸地を作ると飼育しやすくなります。

・池飼育

家に池があるのであれば池で飼育するのもよいです。池で飼育することで日光を浴びることができるのでアカミミガメの健康を保つうえでは効果的です。池の場合は自然ろ過ができるので特に濾過機も必要はありません。

水温

理想的な水温は25~28℃程度です。冬眠をさせないならヒーターを使ってこれぐらいの水温をキープしましょう。夏場は暑くなりすぎることがあるのでクーラーや冷却ファンなどを使用して水温を下げるとよいです。冬眠に関してですが、成功させれば寿命を延ばす効果が期待できるのでよいのですが、失敗すると死亡するリスクが上がるので個人的には水温をあげて越冬することをおすすめします。

保温設備

水棲飼育を行うのであればヒーターで水温を整えること。陸地にホットスポットを作ることです。ホットスポットの温度もそこまで高くなく、25℃を超える程度で良いかなと思います。あとは、室内飼育なら紫外線灯が必要です。紫外線を浴びることでビタミンD3、カルシウムの生成を促します。

テラリウムだともう少ししっかりとしないといけないと思います。パネルヒーターを水槽の下3割ぐらい敷きます。暖かいところと冷たいところに分け、暖かいところは25℃ぐらいをキープします。

保温球や暖突を使用して陸地全体を温めます。もちろん、好き好きはあると思いますが、簡単なのは水棲飼育だと思います。

掃除

飼育水槽の衛生管理は非常に重要なポイントです。確かに、野生化したミドリガメってどぶ川にも泳いでいたりしますがだからといって何もしなくても良いわけではありません。

アクアリウムで上部ろ過や外部ろ過で飼育しているなら週一度の水換えの際に、水槽内に落ちているゴミを吸水する程度でも掃除はできます。水量が多いので汚れにくいというのがメリットでもあります。

濾過機のメンテナンスは1か月に1度ぐらいでよいです。フィルターを洗います。汚くなって汚れが落ちなければ交換します。ろ材は3か月に1度水槽の水で洗う程度で良いです。カメでもバクテリアは重要です。

交換する水量は水槽の3分の1程度でオーケーです。一方でテラリウムの場合は週に1度ぐらいは砂の表面を交換するなどします。落ちている糞や染み込んだ尿を取り除くためにもこまめに掃除が必要です。

ミドリガメの時は毎日餌を与えます。頭のサイズ×3ぐらいの量を1日1~2回程度、成体になったら2日に1回、頭のサイズ×3ぐらいの量を与えます。アカミミガメは食欲旺盛なので週一で大量に餌を与えるという飼育者の方もいます。

餌はなんでも食べます。人工飼料、ザリガニ、金魚など。ミドリガメのうちは人工飼料やミミズでも良いと思いますが、大きくなるとザリガニや金魚をがっつりと食べますので色々な餌を与えてみてください。

注意点としては野生の餌だと寄生虫や農薬の問題もありますので、販売されている活き餌を与えるのがおすすめです。

また、慣れてくるとカメを掴んでも怖がらなくなります。それこそ常にハンドリングしているカメだとやりやすいですよね。

餌を与える時だけ小さい水槽に移してザリガニや金魚を与えると捕食しやすいですし、水槽を無駄に汚さずに済むのでこういったやり方も非常にお勧めです。

寿命

寿命は30年程度行きます。長い付き合いになりますのでしっかりと飼育しましょう。